
赤城山を訪れた次の日。
実はもう1日休みだったので、
今度は向かいの榛名山へ。
と、その前に麓にある博物館へ。
ルートを事前に調べていたら見つけたので。
まあ、おもちゃがあるわ、あるわ…
とんでもないな〜と思っていたら、車のコーナーに。
どん
どん
432
240
マツダのヤツ!
3丁目
んー、確かにすごい。
車もそうだが、この博物館…
なんと私営なのである。
博物館の館長が個人的に収集し、
展示しているのだという。
車よかそっちの方が驚いた。
実を言うとここにある旧車たちのほとんどは、
大阪で見たことがあり、そこまで驚きもしなかったのも事実。
車の価値観というのは、その人の経験や興味度合いで変わるのだなあと。
一つ、車に関して目を惹いたといえば、
このロータリーエンジン。
ぶった斬ったものを生で見たのは初めて。
いやあ、これを作ったマツダの技術者はすげえなあ。
とも思いながら、鑑賞もほどほどに。
榛名山についたら、ロープウェイで頂上へ
普段、下から眺めているのもあって、
その広大さを知ることはなかったが…
いいところだなあ
自然は疲れを癒す。
のも、束の間。
この時点でまだ正午過ぎ。
時間もあるので、山攻めを行う。
レンタカーは業務用ヤリスだったが、
コレがまたいい!
走りやすいのだ。欲しくなった
で、次なる目的地は…
またあと で。
その道中、例の駅へ。
知る人ぞ知る、北陸新幹線の闇である。
高崎駅〜軽井沢駅 に
この安中榛名駅はあるのだが、
驚くべきはこの時刻表。
やべえ、やべえぞ…
その割に駐車場は満車。
だが、住宅地に人がいない。
駅前にタクシーもない。
平日の昼間だからか?
それにしてもなんだこの異様な空気は…
基本、「あさま」のみが停車するのだが、
そもそも乗降している人を一度も見たことがない。
下手な秘境駅よりホラー満載である。
福井にこんな駅は…
うむ、願うばかりである。
早々に安中榛名を後にし、
本来の目的地である横川駅へ。
信越線の終着駅である。
お腹もすいたので、釜飯をいただく。
おー、うまそー。
いただき…
「ピロリロ♪ ピロリ」
社用携帯である…
この音が鳴るとビクッとする。
あぁ、もう
ゆっくり食べさせて…
食後は碓氷峠鉄道文化むらへ。
鉄道好きの私にとっては、夢のような場所。
懐かしき国鉄特急。
これと姿形が同じやつは、
2021年現在、走っているのかと言うと…
走っているのである。
実は伯備線特急「やくも」が、
振り子機能を搭載しているタイプで、
姿形もよく似ているのである。
そろそろ廃車になるかもしれないので、
気になる人は是非乗ってみてほしいところ。
このシンボルも、今の子は知らないのだろう。
そしてこの博物館の大トリ。
国鉄EF63形電気機関車。
通常の貨物牽引車と見た目は同じでも、
それがまた全く違うのだ。
実はコイツ、
信越線の碓氷峠を走る特急および急行車両を牽引するための機関車である。
1997年の廃止まで使用されていた。
今は3時間もあれば長野・北陸方面へ行けるのだが、当時は碓氷峠が鬼門となっており、
長野新幹線の開業までは、EF63で牽引していたようだ。いやはや。
連結器デケエ!!!
当時の技術者は苦労したんだろう。
意地でも峠を超えてやるという意思が伝わってくる車輌だった。
ちなみに、、
その後の北陸直行方法としては、金沢〜長野の開業まで、上越新幹線+北越急行ほくほく線で新潟を回っていく方法になる。
信越線の廃止は日本の鉄道歴史の大きなターニングポイントであると思われる。
当事者ではないのでわからないが、とにかく今はすごく便利になったのだなぁと。
その分、出張先で夜な夜な作業が終わっても、帰れてしまう。ある意味ハードである笑
まあ高崎線→信越線ならば、
急行能登で寝てても帰れる。
こっちもこっちでハードではあるか笑
最後に横川駅をパシャリ。
昭和中期〜平成初期を走り抜いた機関車たちは、みなここを通ったのか。
いやはや、いい勉強になった。
鉄道好きでなくとも、機械好きなら是非訪れてみてほしい。
帰り道も榛名山。
さあて。休んだことだし、
仕事もぼちぼちやっていくか。
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2021/11/30 13:48:56