
例によってまた中華XMOS基板のネタですが
前回は妙に怪しい大容量電解コンを4個全て
PMLCAPの10μFに交換したのですが
どうも音が痩せてドンシャリ傾向に変化してしまいまして。
素子が落ち着いたら多少はマシになるかと思いましたが、なかなか変化がないので次の一手を実験してみました。

USBバスパワーの入力側のコンデンサーは10μFと規格があるようですのでおそらく基板上のレギュレータに繋がっているであろうコンデンサーをアルミ固体電解に交換してみます。
例えばパワーアンプやI/V変換基板などでもやみくもにフィルムコンに交換すると帰って音に元気が無くなるなんて話はあるあるなので、この際全て戻してリセットするか音を確認しながら部分的に交換してみるか迷いましたが明日の寄り合いは昼夜のダブルヘッダーなので時間がありません。
取り敢えずバスパワー側の10μFはそのままで

下流の2個だけ交換して視聴してみることに…。
基板上のレギュレータの型番が不明なのでデータシート等は探れないのですがオリジナルのケミコン220μFでも PMLCAPの10μFでも音質は置いといても問題無く動作するので手持ちの表面実装型で47μFがあったのでこれで実験してみました。

ハンダコテ二刀流で一瞬でチップコンを取り外して表示実装型のアルミ固体電解を速攻でハンダ付けしました。
実際の作業より準備時間の方が何倍もかかるなんて話しもあるあるですね。
いきなり車載して無事に安定動作したのでさっそく視聴確認してみましたが・・・パッと聴いた感じではドンシャリ感が少し落ち着いたのか分かりませんが痩せていた中域が前に出てきて若干元気になったようですし、高域もやや賑やかですが耳に刺さるような嫌味は感じないので素子が落ち着いたらまた印象は変わるかもですが取り敢えず今回の実験は良しとしておきましょう。
今回の逆パターンも実験してみたい所ですが今日はもう時間がありませんので明日の寄り合いはこのままエージングして伺いますので皆さまよろしくお願い致します。
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2024/09/13 19:53:11