
何年か前に前の車で一部区間の通行止めを除いて走ったことのある酷道でしたが、フォレスターでの走行完走をとの気持ちが高ぶってきて、年末頃からタイミングを計っていたのですがようやく、20日に決行。
国道としての終点地点和歌山県御坊市から。

御坊市国道42号線交差点酷道425号線終点地点。

道の駅 龍神
たまたまSUBARUの横に止まっただけで、トナラーではありません。

龍神温泉を横目に。入ってる暇はないのでスルー。
途中国道371号線を北上して道の駅龍神に寄る。371号線合流までの425号線は、ほとんどバイパス化され、単なる田舎の国道のようで酷道のイメージは全然ない。なぜわざわざ寄り道をするかというと、425号線にはほとんどトイレが無く、観光地がなくて道の駅もないために425号線の国道シールが371号線のこの道の駅で売っているから。

国道シール。
さて、371号線を南下して425号線に戻ると、ここからはすぐに、国道はマジで酷道になる。

和歌山と奈良県との県境、牛廻り越え
ここまでの道は勿論酷道にふさわしく、1~1.5車線ハングした崖の壁と痛んだ路肩、落ちたら無事ではすまない谷間に挟まれた山道でしたが、1台だけ、おばさんの運転するセダンとはすれ違った。
この県境、3差路になっていて、Googlemapによると1kmほど南へ行くと展望台があるようになっていたので、とりあえず下見がてらに徒歩で行き、急な登り坂でガレてはいるものの、フォレスターなら行けると判断。ゼイゼイ言いながら引き返してフォレスターで展望台らしきところまで行ってきました。

急な勾配でフォレスターでもマニュアル1速をキープ。途中でこぼこしている所もあるので、車高の低い車はちょっと無理かも。

Googlemapでの展望台らしきところ。
結果的にはここの風景が本日一番よかったです。

その場所。写真ではわかりませんが、右も左も深い谷底です。

一応、ナビ画面。
戻るときも1速をキープ。フォレスターでは、Xモードで下り坂で速度をキープしてくれる機能があり、メッタに使わない機能も堪能できました。
牛廻り越えからは奈良県に入り、ずっと下り坂の山道となるが

設定していたアラームが鳴り、前輪が結構高温になっていました(40℃越え)。普段からダラダラとしたフットブレーキは嫌いで、シフトダウンによるエンブレは多用しているつもりですが、空気圧は正常なのでちょっとゆっくり目で走ることに。

こんなトンネル、好きです。

スバルのさと、、。

ほぼ100メートルごとにある国道の標識。最初は4ケタの数字が入ってましたので、この国道も、あと42.5kmかと思いましたが、後でわかったのは、0地点が奈良県と三重県との県境だったこと。

白谷トンネル。なんとなく、10年ほど前にチャレンジした時、このトンネルが工事中で、仕方なく恐ろしく遠回りをしたような記憶が蘇ってきました。

こういう、規則的な模様が好き。
やがて国道425号線は池原ダムを越え、池原貯水池湖畔を進む。これが延々これでもか、これでもかと、見通しの悪いワインディングロードが続く。何度も同じ場所をループしてるんじゃないかと勘ぐりたくなる。

八幡トンネル。位置不明。Google検索では違うトンネルを示してしまう。奥が見えない。不気味さを感じるトンネルで、近づくとひんやりと冷気が。入り口付近は上から水が滴り、徒歩での進入を拒んでいる。

車で進入すると、ずっとモヤがかかった状態でした。なんとなく不気味なトンネルでした。
酷道425号線の、尾鷲市での終わり方はあっけない。1.5車線の山道から民家住宅が現れてくると、センターラインのある舗装路となり、街かな、と思う間もなく国道42号線との交差点に行き当たる。

国道42号線との交差点。

突き当たり、尾鷲港。

西宮市から御坊市までは阪和道。
尾鷲市からの帰りは、紀勢自動車道、伊勢自動車道、新名神、名神。

令和5年5月20日(土)
約580kmの1日ドライブでした。
念願の、フォレスターでの酷道425号線完全走破。
山の中をひとり、淡々と走るのは至福の時。
勿論、楽しかったです。
ブログ一覧 |
酷道 | 日記
Posted at
2023/05/23 22:43:13