8月18日(火) 遅まきながらの盆休み、家でじっとなんかしてられない。ちょっと気になる道があったので、一人ドライブを刊行。
大阪市内から、奈良県南部まで伸びている国道309号線が難易度の高い酷道らしいので、大阪市平野区から309号線をひたすら南下。大阪府と奈良県との県境は、昔は1.5車線の山道でしたが、今はバイパスができて普通の道路。奈良県に入り、吉野川を越えたところで、もう一つ、気になっていた険道48号線に乗り換え。田舎の町道を迷いながら走っていて、この辺りで「コロナ ハードトップ」の廃車を発見。
再び正しい48号線に入り、少し狭くなってきたところで、デジカメにて動画撮影開始。
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民家に挟まれた狭い県道を抜けると、ひたすら山道をうねるように走る。峠付近の名前のないトンネルに行きつくまで、さえぎる対向車はなかったので、順調に走ることができました。で、トンネルにたどり着き、いざトンネルに侵入しようとしたら、向こう側にヘッドライトの明かりが。幸い、トンネルの手前に行きかうだけの余地があったので、バックして道を譲る。そしたら、なんと出てきた車はCクラスの黒のベンツ。場違いっていうか、知ってて走っているのならいいのですが、知らずにこんな道を走る車ではありませんね。
スマホで撮ったトンネル内走行動画
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トンネルを出たところに退避場所があったので、車を止めてトンネルを散策。
中は真っ暗で、まっすぐではありませんでした。真っ暗な中を歩いた時、歩いて進んでいるにもかかわらず、向こうに見える出口が近づいてこない錯覚に不思議な感じがしました。
トンネルを抜けてからは、下り坂で1.5車線の山道となり、また古いベンツSLともすれ違う。天川村洞川(どろがわ)に行きつくと、観光地らしく人でにぎわっていた。これで険道48号線はおしまい。21号線で国道309号線に戻り、この酷道309号線を南下していく。
酷道と言われる区間は離合困難な崖っぷち道路がしばらく続き、落石に注意しながら、対向車も時折現れ、緊張感の出る道ですが、横を非常に水の透き通った水迫川が荒々しい岩とともに流れており、時折水着で川遊びをする人たちの車が、わずかな空き地に駐車していて、走行を困難なものにしています。
この酷道区間は、別名「行者還林道」(ぎょうじゃがえりりんどう)と呼ばれ、シーズンには登山客の車でいっぱいになるらしいが、結構通行止めにもなるとか。
行者還トンネル 年中この辺りは工事をしているよう
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トンネルを越えてからは、道は相変わらずくねくねとしているが、1.5車線になり、少し走りやすくなってくる。見晴らしもいいです。
このまま南下し、国道169号線425号線重複区間を走り、国道371号線「高野龍神スカイライン」で北上。この辺りはもう全てセンターラインのある舗装道路で、普通の道路になっています。高野龍神スカイラインは空いていて、センターラインのある道路で走りやすかったですが、アップダウンのある、カーブばっかりの道で、飛ばす人にはいいかもしれませんね。ちょうど夕日もきれいで、いいドライブコースでした。
高野山ちかくで
後半はただただスピードを出しての走行だけでしたが、12時間総走行距離403Kmの奈良県一周ドライブは面白かったです。
紀伊半島は、険道の宝庫。今度はいつ、どこに走りに行こうかな。
Posted at 2020/08/23 01:05:28 | |
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