
1月13日祝日。一日フリーになったので、前から温めていた走行計画を実行。
本州神戸から車で淡路島に行くには、明石大橋を渡るルートしかありません。

かつてはあったフェリーはすべて廃業してしまったからです。世界一のつり橋も、祝日料金は千円くらいで、ずいぶん渡りやすくなりました。天気がいいとすごく景色がいいです。


写真は、アイサイト・ツーリングアシスト、レーンキープ・先行車追従操舵のおかげで、一人で運転中も両手でカメラ操作ができるので、時速80Kmで走りながら、じっくり正面や側面の写真が一人で撮りやすくなりました、というようなことは自己責任においてもしてはいけませんよ。
淡路SAでトイレ休憩し、そこの出口を出るともうそこから最初の予定路、県道157号線が始まります。最初の1Kmくらいは全く車の走っていない往復4車線の道路で、すぐに片側1車線、そして田舎の1.5車線道路に変わります。もうすでにナビがなければどれが県道でどれが脇道の農道かわからなくなってきます。で、気が付けば1.5車線道ではなく、1車線道になっている。


これが淡路島の生活路のデフォらしい。舗装はされているが、落ち葉がいっぱいの山道で、結構狭くて不安感のある区間もあります。小さな峠もありアップダウンがあって落ち葉や枯れ枝で分かりにくい場所なんかはX-MODEなんかをONして安心感を。







途中、鷲峰寺というところがあって、展望台もあり、非常に見晴らしはよかったです。
色々と狭い市道を走り回って大阪湾沿いの海岸沿いに出ると海を眺めながら国道28号線で洲本市へ。洲本の街から南に県道481号線が険道のうわさもあって行こうか考えたんですが、途中で行き止まりのようなので、今回は南に抜けられる柏原山林道を行ってみることに。こちらの道もほぼ全線1車線道で、途中にある展望台からは、紀伊水道、大阪湾が一望でき、当然人っ子一人いてませんので、景色を独占することができました。この展望台を過ぎるとずっと下り坂。



ほぼ1車線のコンクリート敷きの道ですが、崖っぷちだらけで、車の重みで崩れるんじゃないかというところもちらほらとあり、間違ってもコースアウトできない道が続きます。ドアを開けたところの写真ですが、ちょっとわかりにくいのですが、遠くは海、足元は崖っぷちの、眺めのいい、危ない道路です。
下り終えると、淡路島を回り込むように走っている県道76号線に突き当たり、この県道はすぐに島の南側の海岸沿いに至ります。瀬戸内海の波を目線の高さで眺めながら走るこの道はファミリー向けの絶好のドライブコースだと思います。
このまま海岸沿いを走り続ければ、鳴門海峡の観光スポットに行き当たるのですが、今回は、灘山本というところから、県道535号線で北上。

ここの県道535号線は分断された一部ですぐに途切れ、上田林道へとつながります。狭い1車線の山道ですが、諭鶴羽神社の案内看板があるため、狭く、暗くなってきても安心して走っていけました。が、その神社を通り過ぎてからは、ほぼ未舗装のわだち道になり、石ころだらけの未舗装路はナイーブなノーマルタイヤには負担ですが、それも走行の面白さのうち。未舗装ですが窮屈感はありませんので難無く人里に出て、今回の険道巡りは無事終了。険道走行中、すれ違った車は1台もなし。いかに淡路島が田舎であることか。あとはできるだけ山の中を走り抜け、淡路インターーの一つ手前のインター東浦ICから淡路自動車道に入る。こうすることによって、淡路SAに行くことができます。淡路ICから入ると、そこの淡路SAに行くことができないのです。淡路SAは、食事もでき、見晴らしもいい大きなサービスエリアで、上り方面SAはごく普通のSAですが、下り方面SAは明石大橋を望む観光スポットです。上りSAと下りSAはチケットゲートを通って車で行き来ができます。

そこの観覧車が、グリーンにライトアップされ、わが緑のフォレスターのフロントのグリーンライトとシンクロ。丸一日、堪能できる淡路島ドライブでした。険道ファンならぜひ走ってみたらいいと思います。下のスクリーンショットは、当日のグーグルマップのタイムライン画像です。

険道?そんな道は嫌だ、という方は、淡路島一周ドライブもいいかと思います。国道28号線を使って右回りで、海岸沿いに洲本市まで、そして県道76号線で由良の海岸。南海岸の南淡路水仙ラインを通って夕方には鳴門海峡観光。あとは夕日の時間を見計らって西海岸をひたすら北上。夕日のスポットはどこにでもあります。そして最後は淡路IC近くの道の駅で明石海峡の夜景を堪能して締めくくり。というコース。3回くらいしてますが。
今回は、県道157号線、柏原山林道、上田林道で「険道」を楽しむことができました。淡路島なんて、低い山ばっかりで玉ねぎしかない、本州から四国への通り道、高速道路で素通り、しかないわけではありませんでした。ぜひ、皆さんも淡路島をドライブしてみてはいかがでしょうか。
Posted at 2020/01/20 23:17:59 | |
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険道 | 日記