上位互換パート2 (超長文)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
上位互換編パート2いってみたいと思います。
オイルを選ぶときの基準として、
アメリカ規格APIは
アメ車、日本車
ヨーロッパ規格ACEAは
ヨーロッパ車
という流れになっていると思います。
私の偏見も有りますが、排ガス規制の問題で、
お互いそんなに仲が良いわけではなく各々が各々の主張で規格を決めているのが現状と私は思っています。
消費者の事を考慮して、
それなりに歩み寄りはあるかと思われますが、、、、、
それでも、私の様にドイツ車に乗っているけれど、ある程度安心を担保したい。
ACEA規格でも、SP規格と同等以上を担保した物を使用したいといった方もいるかと思います。
そこで、自分なりに調べてみた結果、現状でクリアになっている銘柄若しくはほぼクリアになっているであろう銘柄を紹介したいと思います。
その前に良くこのACEA規格の表を見ておいて下さい。
目安として大切なのはHTHS値です。
表の上では左に行けば行くほど、HTHSが高く、上にいけば行くほどSUP値が低い訳ですね。
2
結論からいきますと、
ホームページでSP規格をクリアしている事を堂々謳っているのはドイツ車シェア1の地位を誇るリキモリです。
ここは、F1のスポンサーもやっていますし、
ドイツのアフターマーケットNo.1を誇るケミカルメーカーです。
サラッと調べただけですので、
今のところ他のオイルメーカーで両方クリアを謳っているのはここしかありません。
なぜなのでしょう?
3
APIもACEAも各々の排ガス規制に準じたオイルの規格を制定しておりますので、
オイルを選ぶ際には必要最低限度の規格を満たしてさえいれば、
①
それ以外の規格は満たす必要は無いと思っている。
②
ウチの規格はそんな規格はとうに満たしているのでその規格を改めて通す必要は無い。
と思っているかもしれませんね。
そうすると、消費者は混乱するわけです。
☺️
まぁ、僕の見解から言えば、長く乗らないので有れば、好きなオイルを選んで頂ければ結構だと思いますし、
長く乗る覚悟があるのであれば絶対にオイル選びは慎重に行った方が良いと思います。
4
こちらはリキモリのアメ車及び日本車向け規格のオイルラインナップでモリジェンというグレードです。
元々はSN plusなのですが、オイルのレシピを変更する事なく検査をして難なくSP規格をクリアしています。
本当なのだと思いますが凄い実力ですね、
☺️
リキモリの性能の良さが分かります。
ドイツアウトバーンの舞台では、少し控えめに言っても、150キロ巡航なんて当たり前で、その車を後ろから追い抜いていく車など当たり前の世界であると思います。
やはり先程のHTHSを重視しているオイルメーカーらしく、レシピ変更なく試験をパス出来る成分みたいですね。
5
SP規格をクリアする為にはアメリカのSAEと言う協会が定めた厳格なテスト7項目をクリアせねばならなく、費用は一回あたり4千万円を超えてくるみたいです。
コレは1発合格した場合です。
失敗すれば何度でも費用が掛かります。
従来ACEA規格が主体のオイルメーカーがSP規格対策をしているかしていないか定かでは有りません。
レシピ変更無しに合格するのは至難の技なのか?
従来のACEA規格がそれを上回る厳格な規格なので対策をする必要なくパス出来るのか?
いずれにせよ不思議ですね。。。
☺️
二ページ目の写真、リキモリ 504規格ですがこちらも表記上SP規格をクリアしています。
実際にAmazonや、Yahooショッピングで出回っている504規格の4200シリーズの表記にはまだSN規格と記載されているものも多く見られます。
なので、コレを担保したいと思った場合はSP規格クリアと記載のある物を使っていく必要が有りますね。
恐らくレシピ変更無しにSP規格をクリアした事は謳っておりませんが、SP規格を取得した事は間違い無いと思います。
新しくチョイスするのであれば、
リキモリ4200は間違いないでしょう。
なんせ、SP規格をクリアした上で、C3規格もクリアしていますので。。。。
上位互換と言っても過言では無いでしょう。
グッ!╭( ・ㅂ・)و ̑̑
因みに前ページの
アメ車、日本車向け規格モリジェングレードはC3規格はクリアしているかいないか不明ですwww
そうなんです、環境に優しかったり、触媒への攻撃性などはこのオイルではカバー出来るか出来ないかは不透明だという事です。
ちょっと、
お姉ちゃんで休憩して下さい💕
☺️
6
ACEA規格の成分表示に良く出でくる、
HTHSは高温高せん断安定性と呼ばれ、オイルに熱だれが生じる油温120℃よりもさらに高温の油温150℃というシビアな状況でもどれだけオイル粘度を保てるかという指標で数値が高いほどエンジン保護に優れていいる訳ですね。
熱による粘度の低下が少ないと言うことは何回も火入れしても粘度の低下が少ないと言うことなので、劣化はし難いとも考えられます。
API規格の表記では、
40度の時の動粘度、
100度の時の動粘度、
それぞれを記載しているだけで、
シビアな状態を想定していない為、
上位互換という意味ではチョイスし難いですね。
あくまでも、100度の時の動粘度で、せん断圧力を加えて測定した数値ではない為、
100度の時の動粘度からも150度のせん断粘度を想定することも出来ませんね。
もちろんHTHSなど記載は有りません。
こちらの写真はモービル1の同じ粘度規格で、アメ車、日本車向けのオイルの成分表示です。
コレらこのことからも分かる様に昔からHTHS規格を重視しているオイルメーカーでは熱ダレや、熱劣化に強い為、オイルの油膜が確保されていると言うことが伺えます。
油膜が確保されると言うことは油断による摩耗進行のリスクも少なくなりますね。
各摺動部の摩耗に強いオイルと言えるわけです。
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こちらはモービル1の504規格ESPのデータです。
ACEA C3規格をクリアする数値HTHS3.5ですね。
こちらは現在ホームページ上では、SP規格をクリアしている記載は有りませんが、
これだけHTHS数値がしっかりとれているので、いずれSP規格もクリアした表記がなされるでしょう。
このオイルもベターチョイスだと思います。
オイル選びの参考になれば良いです。
8
以上、
超長文、オイル選び上位互換編パート2
を終了したいと思います。
まだまだ、オイル選びは沼です。
🤣
オイル選びの参考に、
ミカドオイルと言う国産オイル専門の会社がやっているブログを見て頂くと、ズブズブ沼にのめり込めると思います。
☺️
しかし、
リキモリカレンダーエロスですね!
🤣
ググって頂くと更に過激な剥き出しのお姉さん(お姉ちゃん上位互換語)💕
モザイク無し!
に出逢えますよ💕
是非検索して元気になってコロナ乗り切って下さい。
外出制限あり、暇なので書きまくってみました。
🤣
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