Sony CMT-M333NTの修理が完了した。
使用していた電解コンデンサーのESRを計測したところ、全部が全部ダメということはないようなので、おかしな値を表示する傾向にある電解コンデンサー(例えば50v 10uF,50v 4.7uF)のみを交換することにした。
ただし、電源制御とテープ制御の基板については全部の電解コンデンサーを交換した。
電源部分の交換が終わり、組付けたところ。
メイン基板は電解コンデンサーの一部のみ交換。
コンデンサーを取り外すとき、ランドが剥がれてジャンパー線で数か所リワーク…
取り外したコンデンサー。
全て組み付けてテスト開始。
結果、電源が落ちたり、スピーカーから音がでなくなってしまう現象は解消した。
テープの再生速度は相変わらず遅いまま。
電解コンデンサーを交換してもダメだった。
なのでモーターのボリュームを直接いじって違和感のない速度まで調整した。
ちなみに調整に使ったテープは、昔買った「相曽晴日さんの紅いペディキュア」。
1曲ごとの再生時間が記載されているのでストップウォッチを片手に調整していくうえで非常に助かった。
これでMD以外は完全に利用できるようになった。
MDのピックアップはebayで新品が手に入るようだけれども、使わないので修理はしない。
(昔は英語の勉強で使っていた。)
今回修理するにあたり、ネットでservice manualを入手できたのは大きかった。
必要な人は「Sony CMT-M333NT service manual」で検索するとヒットすると思う。
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家電修理 | 日記
Posted at
2021/12/03 13:17:52