
今回の車検でタイベルを交換しましたが
その前にジュリエッタを含むアルファロメオのタイミングベルトが5年/5万kmが寿命と聞いていたので
短いなぁ、何とかならんか と
色々調べたり聞いたりしましたのでとりあえずここに書こうと思います
一緒になって探したり有益な情報をいただいたりご紹介いただいた三ツ星ベルト株式会社の担当者様、この場を借りて再度お礼申し上げます
ありがとうございました
ジュリエッタ1・4L
品番・45403659-001 タイミングベルト
ベルト番号・46403659
純正品番:536 0208 10
ベルト歯数:124歯
ベルト幅:22mm
ベルト長さは992mm(歯ピッチ:8mm)
〇なぜすぐボロボロになっちゃうの?
日本車の半分です、根本的に素材が違うのか?
最初はゴム材質はCR(クロロプレン)のせいだと思い現在の主流である
ゴム材質:H-NBRが、耐熱性、耐水性、耐クラック性、耐屈曲疲労性のある仕様なので
H-NBRのゴムベルトはないかと探してみました
画像を発見できたので見てみるとHNBRの表記があるじゃないですか
じゃ、なんで?と思い
欧州のベルトメーカーの中で日本(アジア)支部と工場があるゲイツさんに問い合わせたところ
「ゴム自体はH-NBRでも日本のように高強度なベルトを設定しているとは思えないために日本車向けで設定しているベルトとは異なるのではないかと思います。」
要は規定が違うんじゃないのかなと判断
〇日本製で作ることは可能?
不可能です、あきらめてください。
探してみても無駄です
欧州車のベルトは欧州で作られたものを輸入して国内のベルト工場は国産のみでしか生産されていません
「じゃー別注で!」となると金型から起こしての作成となるので現実的ではないです
お問い合わせは頂くのですが不可能です。と言われました
というわけでH-NBRである純正品でベルト交換とその他のパーツも純正品でセットでしていただきました
これが交換したタイミングベルト
あれ?綺麗、まだいけそうじゃないですか
9年目の2万キロ(購入してすぐコロナとか色々あってなかなか乗らなくなってしまった 笑)
特にカムの部分はしっかりしてました
でもよくよく見てみると
何とか光に当ててやっと読めるくらいの印字の跡
内よりも外のほうが影響が大っきいってことなんですよ
そこで思い出したのがイタリアのフォーラムのコメント
「タイミングベルトがボロボロになって寿命が短いのはタイミングベルトのせいじゃない」
「ベルトにかかるプーリーが原因だ」
「このプーリーが不良と言っていいほどの出来の悪い製品」
「その証拠にシレっといつの間にか対策品に変わってるぞ」
なるほど(笑
いつから変わったのかわからないけどもう安心していいのかな?(笑
確かにウォーターポンプのカムも含めてカム系は問題なさそうではある
この14のマークが示すパーツ、これが臭いそうな
見取り図
赤枠の中のやつね
小走行距離ですが9年目となって材質の劣化を感じるというより
外側からの摩擦や圧で変質してんのじゃないかと感じます
カバー外してチェックするときはベルト以外にそのプーリーを重点的にチェックされたほうが良いと思う(どんな状態で判断するかは知らない)
車庫やカーポートの状態で野ざらし状態以外は一度タイミングベルトを交換されてる場合は安心してもいいかなと自分はそう思っています
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Posted at
2023/09/27 01:31:58