2019年12月15日
寒冷地仕様について
久々の投稿になりますが、今回はアクアの寒冷地仕様についてです。
クルマにオプション設定されている寒冷地仕様は、バッテリーの容量が大きめのものが搭載されている、LLCの濃度が通常より濃い目である、ワイパーがウィンター仕様のブレードである、程度のものだと思っていましたので、今まで新車購入時にあえて選択する事はありませんでした。
ですが、今回、アクアを購入検討時にカタログを眺めていると、寒冷地仕様の装備にいくつか気になるものが目に付きました。
以下、アクアGRの寒冷地仕様の装備を抜粋しますと、
・冷却水(LLC) 寒冷地仕様 LLC濃度50%(標準仕様30%)
標準仕様30%だと-15℃ぐらいで凍結、濃度50%だと約-35℃ぐらいまで凍結しなくなる
・排気熱回収器
従来捨てられていた排気熱でエンジンの冷却水を過熱して、ヒーターやエンジンの暖機を促進します。
・ウィンドウシールドデアイサー
雪だまりや、凍結によりワイパーが動かなくなることの防止を目的にフロントガラスに熱線を配した物です
・ウィンドウシールドワイパー
ワイパーモーターが寒冷地仕様で強力になります。
・リヤウィンドウワイパー
ウォッシャー連動間欠リヤワイパーが装着されます。
・ヒーターリヤダクト
後席足下にダクトを設け、温風を送り足の冷えを防止します。
・PTCヒーター
エンジン始動直後からエンジンが暖まるまでの間、通常のヒーターに加え、暖房を補う装置(電器式補助ヒーター)です。
エンジンの冷却水温が低いときの室内暖房に貢献します。即暖性がある為、短時間で暖房が効きます。
グレードによっては、更にウォッシャータンクの容量がアップする等の変更があるようですが、GR SPORTについては以上のような仕様になります。
どの装備も、寒冷地に限らずあれば大変便利なのものであると、個人的には感じました。
当方の住んでいる地域は比較的温暖な地域で、雪が降るのも、気温が氷点下になるのも稀ですが、ヒーター関係の強化は大変ありがたいです。
ワイパー関係の強化も、積雪こそめったにしませんが、冬場は霜でガラスの凍結は割りと多いのでこれもあれば便利だと思います。
また、アクアでは寒冷地仕様でも、補機バッテリーの容量は変わりません。
これだけの装備が付いて、税込み16,200円はかなりの破格値だと思い、迷わず選択しました。
ただし、新車購入時のみのメーカーオプションですので、後から装備を付けることが出来ませんので、付けたい方は注意が必要です。
上記装備のいくつかは、パーツレビューのほうでも、取り上げていますので参考にしてみてください。
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Posted at
2019/12/15 11:02:09
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