
北海道旅行で往復利用した「フェリー」
これがまたとても快適で、しかも今回、往路は大奮発して「スィートルーム」なんて場違いなクラスを使ったもんだからもう舞い上がっちゃって(爆)
だって、小市民の僕は「スィートルーム」なんて言葉聞いた(見た)だけでビビっちゃいます(素)
ドレスコードあったらどうしよう?とか・・・(^^ゞ
っとまぁ、ある程度の費用はかかるものの(サラリーマンでも払える金額ね)スィートルームのお蔭で素敵な船旅を楽しめたので、記念にブログに残しておきます。
※画像の一部は新日本海フェリーHPから拝借w
では早速・・・
本州から北海道に車で渡るにはフェリーを利用するしかありません。
僕の住む関東(埼玉県北部)から北海道に行くルートをいくつか検討しました。
※中京以西は調べていません(^^ゞ
A 東北道等を使って青森港まで自走 → フェリーで函館
B 青森市を超えて大間まで自走 → フェリーで函館
C 東北道等を使って八戸港まで自走 → フェリーで苫小牧
D 東北道等を使って仙台港まで自走 → フェリーで苫小牧
E 常磐道等を使って大洗港まで自走 → フェリーで苫小牧
F 関越道等で新潟港まで自走 → フェリーで小樽OR苫小牧
こんなところでしょうか?
いずれにしろ、
1.フェリーでどこの港に到着するか? (函館?苫小牧?小樽?)
2.どこまで自走で行くか?
それぞれの所要時間や係る費用(高速&燃料代)を総合的に判断することとなります。
(更に言えば船(船室)のグレードや設備、所要時間含む出航や到着の時間等もね)
ちなみに、今回の旅では
●北海道までの移動時間を有効に使いたい(寝ている間に到着したい→長距離フェリー利用)
●稚内(宗谷岬)や根室(納沙布岬)は必須場所なので、そこに近いところに上陸したい
ということを念頭に
新潟→小樽便 新潟→苫小牧便 大洗→苫小牧便 の選択から始めました。
※道南は今回の旅の周遊ルートの対象外でしたので函館に着くという選択肢は必然的に消えました。
結果
・船の出航時間→到着時間
・出航する港までの距離、所要時間、高速料金
・船の選択(船室のグレード、レストランメニュー等)
を時間をかけて比較・検討し、
新潟→小樽 の新日本海フェリーを選択しました。
https://www.snf.jp/
この 新潟⇔小樽便 に決めたポイントは
・大洗⇔苫小牧の船よりも 新潟⇔小樽の船の方が設備が良い(船が2017年就航と新しい)
・総合的な費用が新潟⇔小樽の新日本海フェリーの方が安い
・同じ新日本海フェリーであり、料金も同額ではあるが、新潟⇔小樽便の方が新潟⇔苫小牧便よりも船の設備が良い(船が新しい)
の3点です!
詳細は新日本海フェリーのHPをご覧いただくのが良いと思いますが、
今回乗船して感じたことを以下に期しておきます。

まずは広くて、快適なスィートの部屋
(この船には右舷2室、左舷2室の計4室あり)

・セミダブルサイズ(120cm)のベッドが2つと、ソファーが広々と置かれている
・大画面テレビがベッドから見えるところと、リビングから見れるところに2つあり、それぞれ別なチャンネルが視聴可能(ただし、航海途中の位置による電波状態により乱れることアリ)

・専用バルコニーがついていて、冬場以外はイスとテーブルが設置されている(床に固定されていた)
→出航後すぐにレストランでランチを頂き、部屋に戻ってこの 専用バルコニーに出て、海を見ながら風を感じて飲むワイン・・・
これが、スィートルームの特権!! とばかりに贅沢を堪能させて頂きました(^^)v
これ、万が一雨だったりしたらバルコニーに出ることも出来なかっただろうから 日頃の行いを神様が認めてくれたんだろうなぁw

・バスルームはバルコニーに張り出す形になっていて、窓からは外が良く見える

ランチのアラカルト(取り放題w)
シウマイ、麻婆豆腐、イカのお刺身、タコのお刺身、ローストビーフ、明太子、北寄貝サラダ、ご飯&味噌汁

茶わん蒸し、栃尾の油揚げ(新潟特産)、サーモンのお刺身、ホタテのお刺身、ポテトサラダ、納豆、ご飯&味噌汁
・スィートルームの乗船客には昼食&夕食の専用コース料理が含まれている
※乗客数により、レストランでアラカルトだったり、専用グリルレストランもしくは、ルームサービスでコース料理を頂ける
※今回、昼食を通常レストランで取るか?ルームサービスで取るか?と聞かれ、通常レストランで取ることを選択しましたが、この場合はカフェテリア方式のメニューの中から「トレーに乗せられるだけ」を食べて良いということでした(後から知ったが・・・)
→というのは、結構無理やり色々なモノを乗せたようで(意識していなかったけど)、設定料金を超えた分は支払うつもりでいたのですが、「サービスします☆」と、追加料金なしとなりましたwww
※このメニューというか食事なんですけど、マジでおいしかったです! コスパ抜群!!
※夕食はルームサービスにしたので、一度に前菜からデザートまで運ばれて来てしまいましたがこれまたとても美味しかったです☆
欲を言えば、温かいものが冷めることなく順番に食べたかったなぁwww

だけど、このルームサービスのお陰で、ちょうど日没のタイミングに食事を楽しむことが出来たのでこれはこれで大満足でした!
※専用グリルには窓がなく、外を見ることが出来ないのがこの船の欠点らしいが、今回の航海では専用グリルはクローズされていました
・最新鋭の船だけあって、揺れが少ない
往きの小樽までは、天気は晴れ。波も穏やかで、まったくと言っていいくらい揺れませんでした。
帰りの小樽→新潟便では、小樽出航時点で雨、低気圧接近の為揺れる&場合によっては到着が遅れると
アナウンスされてましたが、実際のところ遅延はありまえんでした。
揺れも、まぁ少し揺れたかな? 位で、僕も奥も共に船酔いは一切ありませんでした(^^)v
それよりも、少しお酒に酔ったかも・・・(爆)
・露天風呂付大浴場(帰りの小樽→新潟で利用)
男湯、女湯が最上階の6Fにあります。広さも十分!!
女湯は左舷側なので、新潟→小樽便では夕日を見ることも出来るそうです。

・トップシーズン以外は4人用和洋室を2名で利用可能(追加料金なし)・・・帰り便で利用
→この和洋室はシングルベッド2つと、カーペット敷きの部分が3畳分倉あって、そこに
ソファーベッド(2名利用だとソファー、4名利用だとベッドにするみたい)があり、トイレ&シャワー付き +窓側
これ、料金は2人用洋室 と同じ(上から3番目のクラスになります)ですが、同クラスの2人用洋室(10㎡)よりも広い(17㎡)ので◎です(^^)/
※シャワーは使わずに大浴場をほぼ貸し切り状態で使いましたがw
※当初、せっかくだからと帰りもスィートにしようか? なんて思ったりしたのですが、考えてみると帰りの小樽→新潟は小樽出航が17時→新潟到着9:30
同じ料金の苫小牧→新潟にしても19時出航 ということで、大半が夜の航海になる
→バルコニーを使ったり外の景色を楽しむ余裕はない →それなら部屋のランク下げよう!
ということで、2クラス程下げました →結果 コスパ抜群!! でした
また、バルコニーがなく、さらにスィートの6Fよりも1つ下の5Fフロアということもあって窓から見れる海面との距離が近くて、海を感じるのはこの部屋の方が良かったです。
・部屋の場所(位置)が指定できる
今回、往きの小樽→新潟便では晴れていれば外から夕陽が見られるはず!
そのためには左舷側の部屋でなくてはならない! 部屋の指定って出来るのか?
→新日本海フェリーのHPで予約完了後、部屋の場所指定が出来ること発見!!
→当然左舷側の部屋をポチッ!!
※ちなみに、帰りの便も夕日が見られるかも(?)と今度は右舷側を指定しましたが、あいにくの雨・・・ 残念ながら帰りの夕日は見られませんでしたが、往きの船で 最高の夕日が見られたのだから良しとしましょう!
・ネット上でほぼ完結
ネット上で乗船名簿登録とか、車両の詳細(長さや登録番号等)の登録を済ませておくと、当日の乗船ターミナルでのチェックインも簡単(55歳以上を証明するもの見せて、予約票みせて→乗船チケットとルームキー貰う)でした。
その他、タイタニック気分を味わえるw とか(大きさだけだと全長200m位だからそれなりに大きい)、食事が美味しいとか(しかもリーズナブル)、1泊2日ですが素敵な船旅を楽しめることが出来る船でした☆ミ
また乗りたいなぁ(^O^)/
って、次に長期休暇取れるのは・・・
たぶん・・・
定年後か・・・涙