PASM (ポルシェ・アクティブ・サスペンション・マネジメント)その2
さて、バッテリー上がりで生じたエラーによってPASMが作動していない状態で走り出したのですが、どうやらダンパーが一番柔らかい状態に固定されていたのです。
いつも通る近所の道を走っていつもなら予め身構えてしまうようなギャップの通過もすんなりといなし、あまりに快適な乗り心地にビックリ!
もちろんPASMの制御と思われる変な違和感もありません。まるで高級車にでもなったかのような足の動きにPASMの制御無しでいいじゃないかと思ってしまうほど!
もちろんエンジンを再始動すればエラーのリセットは出来そうでしたが、とにかくブースタージャンプ無しで再始動出来るレベルまではバッテリーを充電する必要があるので、このまま暫く走って色んな路面での乗り心地を確認することにしました。
※(注: 自車のダンパーは987のオリジナルでは無くBilsteinのB6(PASM)に変更されている状態でのインプレッションです。)
コーヒーブレークの為にコンビニに停車するまでのたかだか30分程度の時間でしたが、それはもう快適そのもの! とてもいつものボクスターとは思えない至福の乗り心地に思えました。
コーヒーを買ってエンジン再始動した時点で案の定、PASMもPSMもエラーは無し、PASMとPSMの制御が元に戻ってしまったのでこれ以降はノーマル動作(正常=乗り心地イマイチ)となったのは言うまでもありません。
取りあえず、ここまではあくまで一般道での速度域の話ですのでコレだけでPASM無しの状態が全ての道路状況でも良好という判断にはなりませんが、思いの外ダンパーと言うよりもPASM制御の方に問題があるのだと言うことが判っただけでも大きな収穫でした。
あとはワインディングや高速道路等でも試してみたい衝動に駆られるばかり。
次は、どうやったらこの状態を再現できるのかを探ります?
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Posted at
2025/05/01 21:25:09