
前回の結びが以下の文言でした。
『改めて元に戻ったノーマルのリヤサスのショック吸収性がフロントのSACHSに較べて劣っているのは明らかなので次の手を考えます。』
さて、いよいよその次の手ですが...。
現状 Front SACHS & Rear Normal の組み合わせで、路面の凸凹というか荒れた路面や段差の乗り越えは決して悪い乗り心地では無いのですが、フロントがジェントルな故に明らかにリヤの方から若干の不快なショックを拾いバランスが良くないし、何処を走っても前後の違いとリヤの荒さが気になってしまいます。
ノーマルKYBのリヤダンパーは明らかに減衰不足なのは明白なのですが、バン用の3418008は前回も書いたように貨物車用途らしく減衰が強すぎ、低速域は良くても高速域では硬すぎてダメでした。
ノーマルとバンの中間の仕様があれば良いのですが、使えそうな MONROE製のリヤでも Payload 1000kg と有り、これも間違い無く貨物車用途です。
他にも見たことのないヨーロッパのメーカー製がありましたが、現時点ではバン用以外で乗用BERLINGOに使えそうなリヤ用ダンパーは見つかっていません。
ノーマルKYBの減衰力に較べてBERLINGOのリヤスプリングが強すぎる可能性も考えられたので、先ずは外して測定してみることにしました。
測定の結果、リヤのスプリングレートは2.4kgf/mmであることが判明しました。
なんと、この値は以前の愛車だったデカングー(KWK4M)と同じです!!(^o^)!!
俄然Kangooの時代に前後SACHSにした時の良かった記憶が蘇ってきました。
ここで 『もし Kangoo KWK4M 用 ダンパーが取り付けられれば...』 と誰でも思いつきそうなアイデアが浮上。
ルノーとシトロエンの違いはあっても同じジャンルのMPV、同様のサスペンション形式(TBA)で、大きさも車重も大きな違いはありません。
長さとそのストロークが同じなら流用出来るんじゃね? との思いが頭を過ぎりました。
早速Web上を徘徊してKangoo のダンパーの長さを知る手がかりを片っ端から探しまくり、そして見つけました、冒頭の写真のように都合良くダンパーとスケールが並んで写っています。
どうやら全長が43cmくらいです。
やっぱりというか、嬉しいことに手元のKYBと較べるとほぼ一緒なんです。
と、言うわけで取付けを工夫すれば使えると睨んで早速Web Shopでポチッとしました。
SACHS 315 300 は国内に在庫が有り、4~5日で手に入れることが出来ました。
つづく。
Posted at 2024/06/15 01:03:10 | |
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