
ノーマルKYBのリヤダンパー(写真左)を取外し、改造した Kangoo KWK4M 用 ダンパー(写真右)を取り付けました。
実際に走ってみるまでは半信半疑でしたが、一つの段差を越えただけでその違いが判ります。
そしてショップ近くのいつもの道を走ってみると『あの感覚』が蘇り、疑念は確信に変わりました。
そう、カングーに初めてSACHSを組んだ時とまるで一緒のフィーリングです。
細かな凸凹を吸収し、路面に吸い付くようにグリップして滑らかに転がり、タイヤが路面から離れる瞬間が一刻たりとも無いような感触です。
橋の段差や荒れた路面では後ろも前と同様にジェントルになり、前後の差による違和感は完全に払拭されました。
同じSACHSなので当然と言えば当然ですが、他車からの流用ながらやっぱりSACHSは素晴らしいの一言です。
取付けから1週間、その間高速道路を含めて長距離移動もしましたのであらゆる路面に於いて以前より好感触を得られています。
ノーマルKYBではバタついていた高速道路の走行車線によくある大型トラックにより痛めつけられた凸凹路面もスムーズに通過出来るし、不快だった路面パッチの凸凹や段差通過では下品なショックが大きく緩和されました。
もちろんそれでいて操縦性が損なわれることは全くないので疲労の度合いが大きく軽減されます。
以前から問題で不満だった近所の凸凹路面で左右に揺すられる不快感は殆ど無くなりました。
但し、残念ながら皆様に安易にお奨め出来ないのは改造によるワンオフ物件でしかないことです。
中身は Kangoo 用でOKなのですから、SACHSには早いとこBERLINGO用を製品化して戴きたいものですね。
整備記録に書いたように本体を改造しなくても上側はアダプター等を製作して、下側は一回り細いボルトで取り付ける手段は考えられるので別の方法にチャレンジするのも一興です。
Posted at 2024/06/22 10:07:31 | |
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