
素ボクの2.9LエンジンはSの3.4Lに較べりゃLow-Powerですが、実際走るとサーキット以外の一般道や峠では必要にして充分以上のパワーがあり、パワー不足を感じることはほぼありません。
直線番長ならSを選ぶべしですが、ベースモデルの方が気楽に楽しめます。
ミッドシップ故に絶対的アシスト量がそれ程必要無い故か操舵はちょっと重めですが、電動アシストではない油圧パワーステアリングの操舵フィールが秀逸で、これは981や718では味わえない987・986モデルの美味しいところです。
オープン故のボディ剛性不足はサイドシルにウレタン補強を施し、さらにストラットタワーバー、アンダーブレース、リジカラで追加補強しています。
乗り心地はボディ補強やPASM対応BILSTEIN B6への変更にて改善しましたがPASMの制御はイマイチで違和感が残ります。特に高速道路での段差通過時のショック吸収性が良くないと感じます。