車検対応の灯火等々をルーフラックに取り付けていきます。
そのためのブラケットを前回3Dプリンターで試作しました。
今回はその続きとなります。
前回までのあらすじ

3DCADで設計と強度解析をします

試作1号です。ここから形が大きく変わります。
ハイビーム連動のハイビーム補助灯はこんな感じで取り付きます。写真はイエローですが、車検対応にするため色は白色になります。
今回は、前回作ったやつを更に改良してブラッシュアップしていきます。((꜆꜄ ˙-˙ )꜆꜄꜆シュッシュッ
色々考えた結果、ルーフラックのパイプ2本掴ませる方式にしました。
これは試作用の材料で、強度よりも出力速度を重視しています。

んなわけで、とりあえず最終品完成です(1回目)
ここから各穴にM6のインサートナットを熱圧入
していくのですが、ここで問題が発生。
なんと、インサートナットのサイズを1箇所ユニファイにしてしまいました(ポンコツ発動)
重量も重かったし、熱圧入なのでリカバリー出来ないので作り直します。材料代が馬鹿にならない……。

で、出来たのがこれです。強度考えながら大分肉抜きしました(´>ω∂`)☆
で、いきなり飛んで
車に取り付けた所です。
寒空強風の中、凍えながら屋根に登って作業してたので作業中の写真は一切ありません( ꒪⌓꒪)サムカッタ
ライトバーが今は1本ですが、2本に増設できる仕様となっております。
ルーフラックの整流板はスチールだったので、フォージドカーボンというカーボンパネルに変えました。
めちゃくそ軽いです。
普通のCFRP見たく、織り目があるものではなく、チョップドカーボンを敷き詰めて固めた物になります。柄はこんな感じ、かっこいい( ・́∀・̀)ヘヘヘ
ブラケット周りはこんな感じになってます。
肉抜きの後が(笑)
これでも安全率は10倍くらい見てます。
振動が加わるので、繰り返しの安全率はその半分と見ても余裕ある設計です(多分)
サイドのハイビーム補助灯を止めているナットは緩むと怖いのでM8のハードロックナットを、使用しています。
尚、使用ボルト、座金はSUS304で揃えています。アルミに直接ねじ込むライトバーのボルトだけ白色クロメートの六角穴つきボルトを使用しています。
また、3Dプリンターで強度部材を作るのにあたって強度解析などを行い、材料もスーパーエンジニアリングプラスチックという1kg13000円の、一般的な3DPの材料の10倍近い金額の物を使用しております。
また、同じものを作って破壊試験も行った上での使用です。
ですので、強度部材を計算なしに作るのは非常に危険なのでくれぐれも自己責任でお願いいたします。
Posted at 2025/02/24 22:36:45 | |
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