フォトクラブF11の撮影会を12月2日に千葉県の養老渓谷となり梅ヶ瀬渓谷にて開催。
参加メンバーは鷹山さん、c-ponceさん、TOMO。さん、そして私の4名です。
(去年もここ梅ヶ瀬渓谷で撮影会を開催しています。)
集合時刻のAM5:30の気温は氷点下2℃。今期一番の寒さではなかったでしょうか。
そんな寒さの中ではありましたが、参加者は防寒をしっかりしていたためか、「寒い」の弱音も吐かずに皆黙々と撮影を行い、渓谷沿いを歩いたせいもあってか、体はポカポカでした。
AM6:00にはいつもお世話になっているおじいさんの経営する駐車場に停めて、まだ太陽が昇る前の暗がりを4人は渓谷の中へと足を踏み入れるのでした・・・
さて、こんな渓谷沿いを歩きながら撮影するには装備を考えないとなりませんね。
三脚にカメラ、そしてレンズ。
手持ちレンズすべてを持って行ければいいのですが、それでは重くて途中でバテてしまいます。
悩むところですね。皆さんならどうします?
私はカメラがD800で、残りの3名は5DMarkⅡでした。
Nikonに変えてから、まだレンズを2本しか持っていない私は悩むことはありません。
いつもの14-24mmF2.8GとMacro105mmです。
もし、今もキヤノンを使っていたならば、17-40mmF4.0と70-200mmF2.8LISⅡ、それとマクロの100mmですかね。70-200mmF2.8は重いですが、持って行かなかったことに後悔するよりは重さを我慢して、納得の写真を撮りたいですね。
到着後すぐは誰もいなかったので、4名で撮り放題でした。
なぜかみんな屈んで撮影していますが・・・
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先日の雨で落葉も艶やかですが、少し痛んでもいるようです。
まだ陽が当たる前の少し暗い中で、落葉が鮮やかに輝いて見えました。
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去年よりも水量が少なく、流れに迫力はありませんが、そのためもあってか去年は立てなかった位置から撮影が出来ました。
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梅ヶ瀬渓谷と言えば、この絶壁です。
真冬にはこの壁一面が氷柱に覆われます。
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晩秋と言えば、落葉です。
半年前は青々としていた葉ですが、切ない感じがします。
人間の一生を凝縮しているかのようです・・・
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この青空、この紅葉の鮮やかさ。
ここを上手に切取るには24mmくらいがベストです。
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落葉を色の順番に並べてみました。
自然にも適度に人の手が入った方がいい場合も(笑)
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高い崖に覆われている梅ヶ瀬ですので、切り通しから差し込む斜陽は貴重です。
ここでは何人ものカメラマンが足を止めていました。
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日陰にある小さな水溜りには鮮やかな世界が映し出されていました。
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苔むす木の枝に落ちた黄色い葉。
下に落ちれば多数の落葉に埋もれますが、ここはステージ。主役です。
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日高邸跡地の紅葉は終わっていましたが、静まり返った幻想の世界を作り出していました。
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無数に広がる敷き詰められた落葉、水に沈んだ落葉。
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水中の落葉はじっとして動くことはありませんが、水面の落葉は風に揺らぎ、ダンスをしているかのようです。
NDフィルター未装着ですが、絞りを最大絞り値に設定し、超スローシャッターにしています。
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誰も見向きしないような場所ですが、私は何かを感じました。
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ここでもまた斜陽に照らされた落葉が輝いて見えました。
こんな場面に出会ったら、出来れば「スポット測光」を使ってみて下さい。
光と陰を記憶のままに表現出来る可能性があります。
今回のテーマは晩秋のイメージ=落葉でした。
12月に入って本格的な寒さがやってきます。
今度はどこに「季節」を見つけに行きましょうか・・・
Posted at 2012/12/03 23:23:02 | |
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