2023年10月から大層忙しくてまともに体を休めていない。
GWも怪しかったのだけれど、なんとか数日休めそうな目処はついたから思い切って遊びに行くことに。
過去に話に聞いたことはあったけれども、全く参加したことのなかったM3へ。
https://www.m3net.jp/
過去に技術書同人誌博覧会やコミケに行ってみた時も思ったのだけれど、この手の同人イベントはすごい熱量の成果物に当たることがあってニッチな趣味の人間には有難い。はず…。
同人誌はタイトル、表紙、本の厚さで凡そアタリを付けられたけれども、同人音楽はアタリつけが難しそうな気配はある。
事前に調べてもサークル検索のオンライン会場とリアル会場の見分けもなかなかつかない始末。
不安はあっても行ってみて、現場で判断しようぜ…
会場は東京流通センター(TRC)。
首都高1号線で平和島を降りてすぐの所なので車でもアクセスしやすい。
https://www.trc-inc.co.jp/access/
敷地内に駐車場があり、30分260円。予約不可。
…なのだけれども、akippaで日貸し手数料込み2,860円で予約出来てしまった。
5時間半以上停めたらペイするし、そもそも都内でこの金額しかも現地徒歩1分なら何も文句が無い。ひゃっほう。
9時頃到着して10時開場、15時頃退散。
中は省略。
【良かったこと】
・やっぱり熱量がすごい出展者さんが沢山いる。
・試聴を設けてくれている出展者さんも多い。
・リモートではわからない空気感。
・やっぱり当たりはある。
・知らない世界も沢山見える。
【イマイチだったこと】
・音楽の傾向がわからない出展者さんが多い。
自分は「シューゲイジング」「ドリームポップ」とか「パンク」「パワーポップ」みたいなジャンル名で判断しようとしていたけれども、そういった方向性が全くわからない(チラシやpopに記載がない)出展者さんが多すぎて辛い。
そういう場合は自分とは方向性が合わないだろうと判断してスルー。
片っ端から視聴する訳にもいかないよ。時間には限りがあるし。
・シマの割り振りが分かりにくい。
多分これも自分がM3の出展者さん達と自分の属性が違う可能性が高い。
メタル系の方たちのシマはとても分かりやすかったけれども、そう言いつつ離れた場所に2,3シマはあった気がするし、「ボカロ系」「東方系」となると自分はもはや途方に暮れるしかない。
分からなかったらスルー、スルーで。
分かるために費やす時間は今ではない!
最終的に暫くは聞くに困らない量の音源を手に入れてきましたとさ。
まだ聴き終えていないものばかりだけれども、今回一番の掘り出し物はこれ。made by nadeさんの渋谷系まっしぐらな音源ふたつ。

割と会場巡りの最後の方でpopに「渋谷系」の文字が見え、直前まで20分くらい「傾向が分からないからスルー」を繰り返した自分にはオアシスに見えた。
気になって視聴させてもらったら、イントロ入った瞬間マスクの向こう側でニッコニコだよ!なんだよこれ!
視聴したのは写真手前側の男の子と女の子のイラストがカバーのCD。
2000年代初頭のネオアコをしっかり理解した上で、美味しく調理しました感。
男性ボーカルがRoboshop Maniaの利根川さん味もあり、ちょっと聴いただけでもちょいちょい界隈のオマージュが見え隠れ。
こんな渋谷系まっしぐら(音的にも流儀も)のオタクが令和に存在するなんて…
帰りのドライブは近年最高のグルーヴでした。
勿論、のんびり安全運転なんだけれど。
もう、やんちゃ出来るほどの体力はないから。
でもさ、おじいちゃんになっても渋谷系の曲で気持ちよく歌っていたいね。そんな日。
ピクニックには最高だった日。
Posted at 2024/05/05 20:24:36 | |
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