最近鉄道旅のブログしか書いてないですが、今回も鉄道旅です。
キュンパス最終日(だったはずの日)に東北旅へ出かけてきました!
メインの目的は『石巻へ行って、石ノ森萬画館のサイボーグ009展を観に行く』
そのついで的なかたちで行きたいポイントを考え、営業時間や開館時間・食事するタイミングを考えた結果
・米沢で牛肉どまんなか(塩)を買って食べる(朝ごはん)
・仙台エリアで西部警察Part Ⅲの仙台ロケ地を廻る
・石巻でローストホエール丼を食べる(お昼ご飯)
・石ノ森萬画館へ
・仙台からひたちで3時間半かけて都内へ戻る
という順に廻るプランにしました。
新幹線の連結が外れてしまったことによる運休などの影響はあまりなく、問題なく行けることを確認して迎えた出発日の朝、いきなりの波乱です。
最寄りJR駅を5時前に発車する電車で東京駅へ向かい、東京から新幹線に乗車するつもりだったのですが…
指定席券売機でのえきねっと予約の受取が、05:00を過ぎないとできないとのこと!
券売機は始発から利用できるので、発券しようと思ったら『ただいまの時間お取扱いできません』という画面に。まさかの事態…
最寄りJR駅までクルマで送ってくれた親を呼び戻し、駅への到着予想と電車の時間を考え2駅先へと向かってもらいました。
しかし、ここでまさかの事態②
送ってもらった駅の指定席券売機の利用開始時刻が06:30〜!
他路線との乗換が全くない駅のためなのか、始発からは利用ができないとのこと。
またまた親を呼び戻し、もう1駅先へ送ってもらいました。
こちらでは無事に発券できました。しかし、新幹線指定席も発券しようとしたところ既に完売してました。昨日時点では空席あったのに...
乗る予定だった電車には乗れず、1本後でも東京駅発にはぎりぎり間に合うか間に合わないかくらいだったので余裕を持って大宮からの乗車に変更。
大宮の新幹線改札口が06:00にならないと開かない&そもそも始発最速の新幹線到着が06:20以降ってことで、待ち時間はだいぶありましたがおとなしく待つことに。
つばさは全車指定席&満席なので、自由席のあるやまびこに乗車します。車輌はE5系でした。なので写真は撮らず。
この列車はやまびこの始発で、1〜6号車が自由席です。しかし大宮到着時点で自由席もほぼ埋まってる状態。
そんな中で、3人がけシートに空席を見つけて座りました。立席の人たちもかなり多かった。
宇都宮、郡山と停車して福島に到着し、乗換です。
米沢最速到着は、ここで1本後のつばさに乗り換え(福島~新庄間は、キュンパスのみで空いている席に乗車できる)となるのですが、敢えて山形線の普通電車に乗ります。
昨年のキュンパス旅では、始発のつばさに乗り換えて米沢へ&米沢の滞在時間20分弱の間に新杵屋の出来立て駅弁を購入&福島方面行きつばさに乗車 を成し遂げたのですが、この時は上りのつばさの数分の遅延が絡んだ&駅弁購入が待ちなしでスムーズだったという奇跡?的な要素が絡んでいたので、今年は余裕を持たせたプランに。
この区間普通電車に乗ったことがないので普通電車に乗車&米沢で30分程の時間ができるので悠々と駅弁購入&乗り継ぎができる判断です。
福島駅在来線ホームに、回送のE8系が停車してました。
ホームではスズメが元気に鳴いてます。
福島交通線のホームにポケモンラッピング車輌がちょうど入線。
そうこうしていると、山形線の普通電車が入線。
そこそこに下車する人がいました。
折返し米沢行きとなるので乗車します。
つばさだと通過する途中の各駅にも停車します。
峠駅では峠の力餅の立ち売りがされてました。
昨年GT菅生を観戦後、お店に直接伺っていただいている&このあと朝ごはんで牛肉どまんなかをいただくので購入はしませんでした。
雪が深い区間も順調に走行していきます。
峠駅には停車をしますが、手前の板谷駅は「雪によるダイヤ乱れを避けるため」通過します。
駅にはスノーシェッドがありますが、線路脇はこのような状態ですからね。
平地ではなく勾配区間が続くので、利用者数も考慮すると致し方ないのかなと。
電車はダイヤ通り米沢駅に到着。
駅前の新杵屋のお店に伺い、牛肉どまんなか 塩 を注文。
昨年と同じく、10分弱で提供いただけました。
米沢駅ホームのベンチでいただきます。
気づけばハトが2羽。
他の新幹線だと『お前違うだろ』ってなっちゃいますが、"つばさ" なら問題なしですね。生憎つばさは畳まれてますが。
福島行きのE8系が来ましたので乗車。
福島で盛岡行きのやまびこ号に乗り換えて仙台へ。
またもE7系、かなり混んでましたが3人がけシートに空席があったので着席。
仙台に到着したら、仙石線ホームへ。乗り換え時間は10分ほどありますが、仙石線は地下ホームなので乗り換えにそこそこ時間がかかります。
多賀城行きに乗り、途中駅の福田町で下車します。
歩くこと10分少々、やってきたのはこちら。
日産サニー宮城本社(現:日産サティオ宮城本社)。西部警察のロケ地です!
劇中で敷地内でカーチェイスしてただけあって、かなり広いです。
最後は屋上から犯人のクルマがダイブします。シリーズの中で一番好きなカーチェイスシーンと言っても過言ではないです。
信号を渡り、道路反対側から写真を撮ります。
当時はこの部分に中央分離帯がなく、全面協力を申し出た日産サニー宮城販売の協力によりカーキャリアでの道路封鎖を実施し、強制的に右折させてディーラー敷地内へ誘導していたのですが現在はできないですね。
そして、偶然なのですがこちら側へ渡ろうと信号待ちをしていると正面からパトカーがちょうど来ました。
しかも左折のウインカーを出していまして、『ロケ地の前でパトカー入れた写真が撮れるじゃん!』とウキウキ気分で信号待ちをしていたのです。
信号が赤になり、右折の矢印信号が出ると目の前で転回するクルマが。
「へー、ここ転回できるのか~」と信号横の標識を見ると転回禁止の標識。
『え、パトカーいるけど...?』と思ったら案の定、サイレンを鳴らし赤色灯をつけて緊急走行に。
なんとなんと、ディーラー前に赤色灯を焚いた状態で停車。まるでロケを再現したかのような場面でした。
見て写真も撮れたので、駅へと戻ります。
今度は高城町行きに乗車し、高城町にて仙石東北ラインから来る石巻行きに乗り換えです。
来た車輛が「四季彩」というカラフルな車両で、石巻側の先頭車両は2Wayシートというロングシートとクロスシートを切り替えられるようになっています。
高城町駅で折り返しのため長時間停車していたので、この間に車内や車体を撮影。
こちらが2Wayシートの車内。
各車両、車体色が異なっていたので4両とも撮影。


石巻方1両目は「石巻」、順に「松島」「塩釜」ときてあおば通方4両目が「仙台」のイラストとなっています。
踏切内安全確認の影響で3分ほど遅れて仙石東北ラインの車輛が到着。
車体側面には「HYBRID TRAIN」のロゴが。
そうです、この車両はハイブリッド気動車で、ディーゼルエンジンで発電した電気を動力に走ります。鉄道版のe-powerって感じですね。
リアルタイムのエネルギーフローがモニターで確認できます。(画像は復路での撮影)


乗った感想としては、バッテリーからの電力供給のみで走行しているときはほぼ電車。ですが、エンジン起動した際はエンジンによる振動があって気動車の乗り心地でした。
最近のモーター音が静かすぎる電車は面白みがなくてあまり好きではないのですが、気動車はいいですね。
石巻駅に到着。
陸羽東線奥の細道最上川ラインの気動車が停車中でした。
陸羽東線・石巻線も時間があれば乗車したかったのですが、全然ダイヤが合わず断念。
石巻駅の留置線にはマンガッタンライナーⅡが停まっていました。
3.23に引退が発表されているマンガッタンライナーⅠは運用に入っていて、主にあおば通⇔多賀城・高城町で折り返し中心の運用だったので残念ながら見られませんでした。
長くなってしまったので一旦切ります。
後編で石巻散策と帰路について記載していきますね。