2023.05.16(火) Day1 新門司港FT~生月島、長崎空港、佐賀
新門司港FTには定刻通り07:00に到着。
トラック・低床車のフロアのためか、下船は到着後10分ほどで開始された。
下船準備中にハイドラもナビもセット済で、いざ出発!と思いきや、ナビが有料道路を通らない設定になっていていきなりのルートミス!
しかし、このルートミスにより本来通る予定のなかった、映画『OVER DRIVE』のロケ地である "金比羅トンネル" を通過。結果オーライ!
新門司IC手前でやや渋滞があったものの、高速は空いていてかなりスムーズに進み10:00に神崎鼻公園に到着。
モニュメントの前で記念撮影もしながら公園を散策。
展望所周辺はクマバチがブンブン飛んでて怖かった。基本何もしなければ襲ってこないハチだと思うけど、ハチの羽音がどうも苦手で...
公園を後にし、最西端到達証明書をもらうべく矢岳簡易郵便局へ。
最西端証明書をもらえるポイントはいくつかあるけど、なぜここを選んだかというと... 郵便局内に猫がいるという情報があったから!
期待に胸を躍らせながら入口の扉を開けると、いきなり受付カウンターでびっくり。部屋がねこの額ほどの広さだった。
局員のお姉さん1人だけで、猫ちゃんの姿は見えず。
わざわざ「『猫ちゃんどこですか?』とか訊くのもな~」と思い、かつ最西端証明書だけもらって後にするのもな~と思い...
記念にもなるし、200円の神崎鼻ステッカー(夕焼けバージョン)を買った。
「もともと日中の写真のステッカーだけだったんですけど、夕日が綺麗なことで有名なスポットということで夕焼けのバージョンも追加されたんですよ~」
と少し訛りの入った、ゆっくりとした口調で教えてくれた。ほっこりした。
郵便局近くに『ヤンギに注意』って明らか後から "ン" を追加で書いたような看板がいくつかあり。
行きはいなくて「ヤンギってなんだよ、しょうもない落書きだな」と思ってたけど帰り通ったらヤギがいた。
ねこはいなかったけどヤギがいた。
因みに "ヤンギ" 、
調べてみたら長崎の方言らしい。(pdfの5ページ目に記載あり。)
12:00前には生月島に入り、大敷食堂にてお昼ごはん。
本日のおすすめ 『漬け丼』と『刺身定食』で迷ったけど、刺身定食を選択。(先入った人がみんな刺身定食頼んでて、そんなにみんな頼んでいるなら...と周りに流されてしまった。)
白身魚3種と、とびっこの乗ったイカの刺身、ごはん、みそ汁、ナムルとレンコンのきんぴらとたくあんが乗った小皿で\1600。
失念してたけど、醤油が九州の醤油だった。想像より甘くはなかったけど、やっぱ独特な味。
「これはこれでいいかも」と序盤は思ったけど、やっぱいつもの醤油のがいいなって思ってくる。
後半は醤油つけずにワサビだけ載せて食べてた。
漬け丼も九州の醤油につけてあるのかな?普段漬けって食べないのになんか惹かれて頼もうかと思ったけど、思いとどまってよかったかも。
食事後、オオバエ灯台へ。
灯台の扉が鏡面となっていて、 "灯台カード" の案内ポスターが貼られていた。
手で持っている風に自撮りしてみた。
携帯が入っちゃったり、手がズレてたりで10枚ほど撮り直し。
撮れた写真もかなり真剣な表情になっちゃってて笑ってない(笑)
普段自撮りはおろか自分が写る写真自体を撮ることないので、慣れないことすると難しいね。
そしてここもクマバチが飛んでたので長居はせず。
そしていよいよ本日のメインイベント、生月サンセットウェイへ。『OVER DRIVE』ロケ地巡礼!
クルマ通りも少なくて、道路にクルマ止めて撮影も全然できそうだったけど昨今の状況的にあまりよろしくないので停められるエリアだけ停めて写真撮影。
それ以外は走りながら「あの場所はここか!」と思うだけに留めた。
走ってみた感想としては、
・走行シーンの撮影にはとても良いロケーションで、景色も綺麗。ツーリングするにはもってこいなスポット
・もしラリーのSSに設定されたとしたら、コーナーが少なくタイトコーナーもないのでコース的にはあまり面白みはなさそう。
という印象。
これにてこの日予定していた行程を完了、残すは宿泊場所の佐賀へ向かうのみに。
計画より3h巻き。下船時間・昼食時間・各スポット滞在時間を実際よりかなり長めに見積もっていたためにこの結果に。
行きにも寄った道の駅生月大橋に戻り、橋の下を覗いたりテトラポッドの上を歩いたり散策したり。
道の駅駐車場横の、屋根下のベンチでねこがだらんと寝てた。
近づいても逃げないけど、手を近づけると避けてく。でも食べ物持ってる人には自ら寄っていく。
という、 "無料版でもある程度楽しめるけど追加で楽しむには課金が必要" というタイプの猫だった。
自分は無課金だったので写真撮るだけで終了。
道の駅を後にし、真っすぐホテルに向かってもチェックインの時間には早すぎるため長崎市内に行ってみることに。
島を後にし、平戸方面に進んでいるところでりらさんのSWとすれ違い。
(すれ違った時点では赤いSWとすれ違ったな~という認識で、りらさんとは気づかず。あとでTwitter見て知る。)
行きに通り過ぎて気になってた「道路公園」に帰りは寄ってみた。
公園と言いつつなんもない、非常駐車帯としか思えない場所だったけど、降りて散策してみると案の定何もなかった。
階段らしきものがあったけど草が生い茂っていて人間の立ち入りを拒んでいるようにしか思えなかったから進まず。
Googleの口コミとか見ても特に何も書いてない。
調べたところ、 "道路公園" は複数個所に存在して、夜景を見るために設定された駐車場という情報が。
ここ開けている場所ないからなんも見えないと思うけど... 夜中に来ると見えないものが見えるのかな?
そして、これも行きにはスルーしたスーパーマーケット「エレナ」に立ち寄り。
店舗イメージソング『
象が飛んでいた』をYouTubeで聴いて、曲は知ってるけど行ったことがなかったお店。
遂に行けた!けど曲はかかってなくて残念だった。
九州は他にも "イメージソングは知っているけど行ったことない店" が数多くあり、この後の旅程でもいろいろ立ち寄った。
途中のSAで買った、小林製薬のキャッチコピーっぽい名前のアイスが美味しかった。
そして長崎市に向かう計画だったけど時間的に余裕ないなということで、大村で高速を降り長崎空港へ。
30分駐車料金が無料だったので、無料時間内で空港散策。
やらなかったけど、フライトシミュレーターがある。


展望デッキ出入り口前にはちょっとした展示物が。
展望デッキ。滞在時間内に離着陸する便はなかった。
そろそろ30分ということで、空港を後に。
クルマどこ停めたっけ?ってなったけど、赤いクルマ目立つからいいね。
エレベーターから自車の位置を確認。
この後は宿泊先の佐賀市へ。
翌日は熊本・鹿児島への長距離移動なので、ガソリン価格安ければ給油しようと思ったんだけど、なぜか店頭価格の表示をしてない!
"888" という価格表示になってて、そのスタンドで表示設定ができてないか故障してるだけかと思ったら、走ってて出てくるスタンドどれも同じ。
価格は入ってみてからのお楽しみとかいう、ちっとも嬉しくないサプライズ。(下手すれば、給油機操作して油種の設定終えるまで分からないってとこもあった)
これ、長崎だけかと思ったらこの後行く先々どこもこんな感じで、九州全域で価格を表示しない文化なのかなって思った。(一部表示しているとこもあったけど、基本価格は出てないと考えてよいかも。)
という訳で価格が分からないし、佐賀までの距離もあることから給油せずに移動。
佐賀市内に入ると価格出しているスタンドあって、うちの方とあまり変わらない価格設定。
「よし、明日出発したら市内で給油しちゃおう」と考え、そのままホテル駐車場へ。
この判断が翌日の給油価格の明暗を分けるとはこの時思いもしなかった...
夕食はホテル敷地内にあるハンバーグのお店へ。
"3種の塩でいただくハンバーグ" を注文したのに、考え事しながら食べてたら塩つけずに食べ終えてしまった。
下味ついててそのままでも美味しかったんだよね、でも桜塩つけて食べるの楽しみにしてたのにな...
ホテルはサウナ付き大浴場があり、泊った部屋はカプセルタイプの部屋だった。
お風呂には満足、でももうカプセルホテルはいいや。
相部屋のような形で、出入口はカーテンで仕切れるものの他の人のいびきとか出入りする音は結構聞こえてくる。(フロアに耳栓も置かれているけど、まぁそこまではいいかってことで使わなかった。)
快活クラブの鍵付き個室の方が安いし快適に過ごせる印象。
とりあえずこの日はトラブルもなく、むしろ順調すぎるくらいに初日が終了。
別のカプセルに泊まり早朝にチェックアウトを済ませた人が設定を切り忘れ、もはや時限爆弾と化したアラームに起こされて始まる波乱の2日目の模様は次の記事にて。