前回の記事の続編です。
今日は有給休暇だったので、本来ツーリングの下見(寄る予定のグルメポイントチェックがメイン)に行く予定だったのですが、胃腸の調子が思わしくなく・・・
時間ができたので書いていこうと思います。
因みに、ツーリングメンバーは「知っている仲間(知り合いの知り合いはいるとしても、参加者誰とも見ず知らずという人はいない)」、
走り方については「隊列で走行」を想定してます。
【ツーリング当日編】
①"集合時間の30~10分前まで" に、『一般道のみ利用(もしくは8割ほどを一般道)で間に合う時間』 に出発する
これまで主催したツーリングは関東近県でのツーリングで、大体遠くても家から150kmはないくらいまでの地点を集合地点に設定しています。
そうすると、一般道のみの場合は大体3~4時間程度を見ておけばほぼ確実に間に合います。
万が一寝坊したときや、何かトラブルで遅れが出た場合に高速利用に切り替えることでリカバリが効く場合が多いです。(近くに高速通ってないとか、高速が渋滞してしまっている場合だと仕方ないですが・・・)
個人的に
「帰りはともかく、行きは時間かかっても別にいい」とか
「高速代を削れる」とか
「下道のが面白い道を通れる」
とかの理由で下道を選択することが多いのですが、一応こういったリスク回避的な部分も考慮してます。
集合地点まで200kmを超えるような場合は別ですが(過去自分の主催ではやったことないです)、あまりにも遠い場合は近くまで行ってから仮眠とか前乗りとかした方がいいですね。
②万が一、主催でありながら時間に遅れてしまう場合は参加者に連絡&指示出しをし、安全に合流ポイントへ
事前準備もバッチリで予定通りに出発できても、「急にトイレに行きたくなった」「事故渋滞が起きている」などでどうしても遅れるということはあると思います。
その場合、とりあえず参加者に連絡を入れましょう。グループLINEがあればそこに、個人個人に個別に連絡していたようなら連絡見てくれそうな何人かに送って共有してもらうとか
先のポイントで合流するのか、到着を待っててもらうのかの指示を出しましょう。
①で書いた「集合時間前に到着できる計算」と、前回記事で書いた「集合時間と出発時間をずらす」はここにつながってきます。
集合地点までの移動で予想以上に遅延が出てしまっても、出発時間に間に合うことができればほぼ予定通りに進められるからです。
そして、くれぐれも焦らず、安全に。主催不在となってしまったら参加者はどうすればいいの?って状態になってしまうので。
③参加者で出発時間に遅れる人がいる場合、基本的には次のポイントでの合流に切り替える等して出発する
これは「待ってあげないのは冷たい」とか「薄情な奴」とか思われるかもしれないですが...
アンケートを取ってみたところ、このような結果が出ました。
参加者側・主催者側両方とも、
「先で合流にしよう」という人の割合が多かったです。
アンケート結果に加えて、安全面とかを考慮する上でも "先の合流できるポイントでの合流" にした方がよいと思います。
待ってあげちゃうと「自分のせいで待たせちゃっているので急がなきゃ」と焦らせてしまうかもしれないですし、
待ったことで予定していた行程がクリアできなくなった場合に遅れた人が責任を感じてしまうかもしれません。
但し、「道知っているのが自分だけ(ナビだと出てこない場所)」とか「一緒に行ってあげないと不安」とかの場合は待ったほうがいいと思います。
(もちろん待つことが許容できる時間であれば)
"基本的に"としたのはそのためです。
④周囲の流れに乗った運転をし、信号が変わるタイミングを予測・意識しながら走る
先導で一番難しいポイントだと思いますが、先の信号を見越したペースコントロールが大事です。
歩行者用信号が点滅していたら速度を緩めて停止線で止まる用意をする、変わりそうなタイミングでは無理に通過しないなど。
ただ、信号によって赤になるまでの時間が長かったり短かったりあるので難しいんですよね~、まだ青なのに止まったら後続走る一般車はイライラすると思いますし。
隊列途切れないようにノロノロ走るのは他車に迷惑が掛かるので、周囲の流れに乗ったペースで走りましょう。
(新4号みたいに流れが速すぎる箇所なら少し抑えてもよいかもしれません。制限速度より遅い速度でノロノロ走行するのはやめましょうってことです)
⑤隊列が崩れた際の動きを決めておく
2・3台のツーリングなら間にクルマが入ったり、信号で離れたりしても広めの路肩に停めて待つなどができますが、5台以上とかになってくるとそれも難しいと思います。
信号通過時以外に、右折や一時停止も途切れやすいポイントです。
そうなった際のための動きを参加者と確認しておきましょう。
自分の場合、基本的には
1.2台ずつのグループとして考え、2台単位で走ってもらう
2.ナビ通りに次のポイントへ向かってもらう
3.自社の走行位置がわかるアプリ(ハイタッチドライブなど)を入れているユーザをばらけて配置(先頭・中間・最後尾)し、その人に自分の通ったルートを追ってもらって先導してもらう
としてます。
特にこの 3.に挙げたアプリはツーリング時便利です!
参加者の位置の把握ができるので、離れてしまった場合に向かってこれているかどうかやどのくらいで到着できそうかが把握できます。
他にも類似のアプリはあるのでそれでもいいですけど、おそらく各自が同じアプリを使用している必要があると思います。(別アプリとの互換性はおそらくないと思うので...)
他にも挙げようとするといくらでもあるのですが、キリがないのでいったんここで区切ろうと思います。
楽しいツーリングとするためには、まず第一に「参加者が誰も事故なく終えられること(帰宅できること)」だと思ってます。
ツーリング中に先導車両が事故を起こすと後続も巻き沿いにしかねないので、そのことを意識して安全に先導するよう心がけましょう。
そしてここまで書いてきた内容はあくまでも個人の考えであって、シチュエーションやツーリングの目的などが違ってくれば全く別になると思ってます。
ただし、どんなツーリングであっても「自分以外の参加者がいて、さらに周りには他の一般車両・一般の人たちがいる」ということは変わりないと思うので、
そのことを意識した行動をするよう(自分含め)心がけていけたらと思います。
気が向いたら今度は【ツーリング参加者編】を書こうと思います。