
フェラーリでぶつけられた方はドラレコ映像があるのに解決に二年半かかったようですね。
私の場合はフェラーリのような高額車ではありませんが、どれぐらいの期間がかかるのかわかりません。
フェラーリの方のを見ていて、昔自分に起きた事故を思い出しました。
リアタイヤが動かなくなる程の追突をされた事がありました。
事故後、私は頭を打ってるので病院、相手は足が痛いと言い同じ病院で検査をしました。
警察は追突事故として実況見分調書を作成していました。
私の担当者は追突事故で過失0なので相手の出方を待ちましょうと言う事でしたが
私が後退をしてぶつけて来たと言い出し、私の過失が大きいと言い出しました。
双方の担当者がどうにもならず第三者として調査会社に依頼する事になりましたが
調査会社が自宅に訪問してきて話したのは「走ってたら追突された」ぐらいしか言う事がありません。
他に損傷した証拠写真を複数出しましたが受け取りませんでした。
そして調査結果は私が後退をしてぶつけたという結果でした。
その調査会社を調査したところ相手側損保が株主でした。
どういう事なのか説明して欲しいので内容証明を送りましたが無視されました。
調査会社が入る以前から相手側親族からの嫌がらせ電話がありましたが
調査会社の結果後はさらにヒートアップしていました。
揉め事には余計な事をやりだして手間がかかる事が起こります。
どちらの株主でもない調査会社に再調査をしてもらったところ追突事故でした。
この結果についてはもちろん相手は納得しませんでした。
少し話は変わり
怪我の診断書は2週間程度なので相手は刑事について不起訴です。
不起訴と言う事は検察で実況見分等を見れません。
頭にくる相手をどうにかして起訴させて実況見分等を入手したいと考えました。
まずは担当警察官に書類送検した番号を聞き出し
検察審査会に不起訴処分に対する不服申立を行いつつ
検察に私が入手した内容と相手が損害賠償しないので怪我と車両については自腹で支払い、
通院は2週間以上していましたのでそこまでの日付の診断書を追加して上申書を出しました。
しばらくして、検察審査会からは審査できなくなったというような封書が届きました。
これは何なのか問い合わせたら、不起訴から一転、起訴されたとの事でした。
最終的に刑事で有罪判決になったので実況見分等の書類を見に検察に行き、刑事確定記録のコピーも入手できました。
あの日は飯がうまかったです。
さて、実況見分の図を見ると変な書き方でした。
私は後ろから走って来た相手に追突されたと言うしかありませんので
相手の言い訳で図面が完成したのでしょう。
この間、判例タイムズやロードメジャーで事故現場計測等しました。
で、相手側弁護士です。
交通事故紛争処理センターで中立公正な立場で和解あっ旋してくれる弁護士を挟んで話し合いをする事にしましたが
複数回通っても私が後退をしてぶつけてきた事故という主張のままでしたので
「裁判しかない、訴えてやる」と言う事で民事訴訟書類を交通事故紛争処理センターの弁護士に見てもらい、この書類で大丈夫と言われました。
簡易裁判所で約100万円の本人訴訟が始まりました。
この金額は相手側損保アジャスターがOKした金額ですが裁判になると
私の車は古いので25万円の価値しかないと言う内容と共に以前からの主張をしていました。
月1の裁判所通いが始まり本人尋問をして、判決前の別室にて和解交渉時も
私の過失が大きいと言い、最終的に私の過失が6割で良いと言い出しましたが
私は認めず次は地裁だと言い、司法委員も常識的な話をしてくれて逆転させて和解案で解決しました。
和解交渉の時間が長かったようで、裁判官が心配して見に来ていました。
事故から解決まで1年半ぐらいだったと思います。
追突事故なのに当時はドラレコが無くて大変な思いをしました。
現在、ドラレコがあってもめんどくさい事が起こります。
という事で京都の安井金毘羅宮にて縁切りお守りです。

Posted at 2020/03/06 21:29:48 | |
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