5月下旬、学業の関係で広州を訪れることとなった自分は、Instagram上で知り合った中国の友達を訪ねることを決めました。以前彼が日本旅行に来た際に大黒PAやアップガレージなどを案内していたため、今回は逆に彼に中国を紹介してもらうかたちとなりました。今回はそのちょっとしたレポートを書いてみます。
広州市は北京市と上海市に並ぶ、中国三大都市の一つであり、交易の中心として栄えた歴史を持つ南方の都です。近年は多くの自動車工場が建設されており、中国のモータリゼーションに大きな貢献を果たしている地域でもあるようです。また、改造車文化が栄えた香港と接しているという土地柄も重なり、大陸の中では比較的カーカルチャーが根付いた地域となっています。
こちらは、この集会に参加するきっかけとなった、友人の天津一汽 威姿です。
10系ヴィッツは中国では天津一汽のもとでライセンス生産され、威姿という名前で販売されていました。
中国仕様にはRSの設定はないため、この個体は日本から輸入された外装部品を用いてカスタムされています。
要は日本でいうUSDMカルチャーみたいなもんです。
シングルワイパーやくるくるテールなど、イカついカスタムがされています。
搭載されるエンジンは中国独自に開発された8A-FE(1.3L)です。
このエンジンは、同じく天津一汽により生産・販売された夏利N3(シャレード)や威乐(プラッツ)にも搭載されているようです。
90系ヴィッツは天津一汽ではなく、广汽丰田によりライセンス生産されました。
車名もヤリスの音訳である「雅力士」に改められ、4ZR-FE(1.6L)が搭載されました。
NT03に組み合わされるタイヤはR888、キャリパーはAPレーシング製のものが装着されていました。車高調はTanabeのものを使っているとのことです。
今回は日本からJDMな部品や雑誌をいくらか持ち込みました。(あくまでもメルカリやヤフオク!などで代理購入しただけですが)
彼にはTanabeのステッカーを依頼されました。こちらは後日WeChatで送られてきたステッカーを貼った画像ですが、ミラー下に貼るセンスには脱帽です。
こちらはカローラEXです。
東南アジアでカローラアルティスとして販売されたモデルであり、日本には導入されていません。
フィットも4台(GKが3台、GDが1台)集まりました。
これらもRS仕様のコンバージョンですが、中国仕様のGKフィットにはMTが存在せず、CVTのみの設定となっているようです。
こちらはAD09でしょうか。シバタイヤの装着率も高めで、タイヤにも拘っている様子が伺えました。
白ホイールが印象的なGDフィットです。
モデルはエンケイのCPSでしょうか?なかなか見ないデザインですが、黒い車体にマッチしていてイカしてました。
GKフィットのリアウインドウに貼られたステッカーです。
繁体字のステッカーから感じられる中国らしさがたまりません。
これらは私が今回持ち寄ったものです。中国に特産を持ちこむ気分はまるで遣隋使、遣唐使といったところでしょうか(?)
このようなミーティングは、微信というメッセージアプリのグループチャットを活用して開催されているようです。
ご存じの方も多いかと思いますが、中国国内では情報検閲が行われているため、InstagramやTwitterといったグローバルなソーシャルメディアは日本ほど一般的ではありません。彼らの活動は抖音(日本では利用不可)や小红书といったプラットフォーム上で観測できるようです。隣国のカーカルチャーに関心のある方は小红书をインストールしてみてはいかがでしょうか?新たな世界が開けるかもしれません。
いかがだったでしょうか。会場に滞在することのできた時間は限られていましたが、かけがえのない時間を過ごすことができました。
現地のエンスーの方々は、広東語を一切解さないばかりか、普通話もめちゃくちゃな自分を親しく迎え入れてくださり、クルマを通した異文化交流ができてとても楽しい経験となりました。
カーカルチャーを通して、日中関係がよりよい方向に向かうと嬉しいと感じます。
それでは。
Posted at 2025/09/24 22:45:40 | |
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