モデラー的 自家板金のススメ⑥
投稿日 : 2008年03月24日
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さて、形状も修復できたので、サーフェイサーを吹きます。
が、その前にサフの食い付きを上げる為に表面を800~1000番のペーパーで荒らしておくことを忘れないで下さいね。
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今回は全体を塗装しますので、隅っこも忘れないでサフを吹きます。
ちなみに今回使ったサフはタミヤ製のビン入りのサフ(汗)
これはプライマー入りなんで結構使えます。
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全体を満遍なくサフ吹きできたら、さっと1000番のペーパーを掛けて、気が付かないでいた傷が無いか確認します。
また、サフ吹き後は表面がザラザラしているのでツルツルにします。下地が綺麗に仕上がっていないと、最終的に綺麗な塗装面は出来ませんからね。
この時、下地が出ないように優しく研いでくださいね。
下地が出たらそこだけ再度サフ吹きして、1000のペーパーでツルツルにします。
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傷が無かったら、本塗装です。
今回のミッドナイトパープルⅢはベースカラーを塗った後にトップカラーを塗るという、2コートですのでちょっと手間ではありますが、頑張ります(笑)
各工程でホコリが付かないように注意して塗装します。
ベースカラーの場合、ホコリが付いても1500番くらいのペーパーで除去できますが、トップカラーはメタリック粒子が荒れてしまいますのでホコリの除去は出来ません。
それでも付いてしまったらペーパーを掛けた周辺を再度塗装し、馴染ませないとなりません。
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本塗装が上手くいったら、クリアーがけです。
↑でも書きましたが、メタリック系の塗装の場合、クリアーをかけないで表面をいじるとソコだけ変色してしまうので、さっさとクリアーを掛けてしまいます。
まずはガイヤカラーのEXクリアーで保護します。
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その後、1000~3000のフィルムのペーパーで水研ぎをして、各種コンパウンドで研ぎ出します。
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ソコソコのツヤが出たら、ホルツのクリアーを掛けて再度磨いて完成になります。
※写真を撮るのを忘れちゃいました・・・。
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どうやら傷が上手く修復できたみたいですね。
本来はウレタンのクリアーを使うべきなのですが、入手できなかったので今回はラッカーでの塗装となってしまいました。
ラッカーではやはりツヤの深みが足りなく感じます。
オーナーさんには喜んで頂けましたが、私的にはいくつかの課題が見つかりましたね。
ま、それは次回に活かしましょう!!
という事で、モデラー的 自家板金のススメはこれにて終了です。
また作業があったらレポートしますね。
それでは。
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