番外編として社用車のハイゼットカーゴ(S321V)のアイドリングストップキャンセラーを自作しようと思い立ちまして──
まあ、これまではこのように厚紙キャンセラーを噛ませていた訳ですが、コレだとメーター上でランプが点滅し続けることになるし当然物理的にヘタりもするんで定期的に交換が必要ですし、何より「スマートじゃない」。
そう、今の僕なら「スマート」にする術がある。
ほんの2ヶ月前までのブラホックの外しkt……インパネの外し方も知らん「ボーイ」だった頃とは違う、知識と道具が今なら、ある!
───ハイ、そろそろ変な電源の取り方してショートさせたり物理的に炎上したりしそうなフラグが卒塔婆のように立ちまくってる今日この頃でございます。何事も慣れてきた3ヶ月目くらいが一番危ないんですよね。
さて、基盤や対応コネクタを電装屋から仕入れて激安自作回路と洒落込みたいところでしたが、はんだごてを持ってないのと品番とか調べるのが流石に面倒だったので、少し値は張りますが5極リレーを用いた汎用キャンセラーを作ることにしました。
詳しい仕組みはこの動画から
https://youtu.be/Ksh7lveRTiw?si=6ABptR6QpCjQDSlj
要するにエンジンを掛けた時点で内部的に自動でスイッチを押した状態に出来るという機構になります。
さあ、先日導入した同時圧着ペンチを使いたいが為に別に絶対付ける必要はないけどギボシ付けていきます。
自宅でここまで作って、翌日出社してから現合するのでコネクタは数種用意。
いつも弄ってる新車のデリカミニと違って5年目の現場車のインパネ内は砂埃だらけ…
3000円も出せばこのスイッチ裏のコネクタに割り込ませるタイプの既製品キャンセラー買えるので、良い子の皆んなは普通にそっち買いましょう。僕は今回「作りたかったから作った」だけなので。
リレーを作動させるためのACCをシガーソケットから拝借。今回は「電源」としてではなく「信号線」としてACCが欲しいだけなので異径エレクトロタップを使用しました。個人的には「電源」として使うなら別な方法で取り出したいところ。
キーをオンオフして検電テスターで確認しながら
結線。アイドリングストップスイッチのコネクタ配線はリレーの赤→ピンクを繋いだ方がアイスト信号プラス線、白→茶を繋いだ方がアイスト信号マイナス線、何も繋いでない中央の2本がイルミのプラスマイナスです。
材料費はざっくり合計1000円くらい(エーモンのコンパクトリレーは実店舗だと1500円強しますが、Amazonだと800円弱で買えます)。
手間はまあ……実車を事前にバラして調査せずぶっつけ本番で取付けしたので40分くらい掛かりましたかね。
重ねて言いますが、3〜4000円で「剥いで!抜いて!挿すだけ!!」で済むもっとスマートなのが手に入るのでそっちを付けるのを圧倒的にオススメします!!
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2024/05/26 21:14:56