GDB・GC8警告灯別の消し方<DIY競技者計画8>(ABS、エアバック、ブレーキ警告灯、リアデフ)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
2
・ブレーキ警告灯
まずは該当箇所の配線図を見て順番にテスターを当てて診断しました。
結果、全ての末端が正常なのに何故か警告灯の下流がGNDに落ちていて警告灯は消えません。
3
・ブレーキ警告灯
次に関連するABSの配線図を見たのですが、この車はABSユニットなど存在せず、F49のカプラーが何にもつながっていないはず。
つまり、全ての線がオープン(断線)だから関係ないと思いました。(これが大きな間違いだった!)
4
・ブレーキ警告灯
悩んだ末、なんとなくF49のABSユニットのカプラーを眺めていると、すごいことに気づきました!
前の配線図を見ればわかる通り、この写真の21と22がGNDに落ちるとそれぞれブレーキ警告灯とABS警告灯がつくようになっています。
よく見ると謎の板ばね状の金属が接触しています。
もしかしたら(?)と思って調べるとこの接触によってGNDに落ちてることがわかりました。
5
・ブレーキ警告灯
おそらく、ABSユニットにカプラーが刺さってる状態ではこのように金属が離れていて、カプラーが抜けると接触するようになってるっぽいです。
ABSユニットのカプラーが抜けた時にも警告灯が付くように設計してるってことですね。
今まで全く気づかなかったです、、配線図や整備書には書いてないし、、
6
・ブレーキ警告灯
わかれば簡単なもので、その部品を引っこ抜けば、ABS警告灯とブレーキ警告灯が両方殺せます。
もちろん、サイドブレーキを引いた時やフルードが減った時や(オルタが発電停止した時)には警告灯がつきます。完璧!!
7
・エアバック警告灯
次はエアバック警告灯です。これも若干厄介で、エアバックECUを取っ払っても警告灯がつくような回路になってるようです。
なので、GND配線を抜くだけみたいな方法では警告灯を消せません。
そこで、エアバックECUがなんらかの信号を出さないと警告灯が消えないと推測して、上図の②の配線をGNDに落とすか+12Vを入れるかどっちかと思いました。
どっちも試した結果、②に+12Vを入れると消えたので、それが正解のようです。
8
・エアバック警告灯
ということで、前の画像の①と③をバイパスすれば、エアバック警告灯は消せます!
9
・リアデフ油温警告灯
これはめちゃくちゃ簡単で、R148とR159をくっ付ければ良いだけです。
10
・リアデフ油温警告灯
ありがたいことにGND配線も来ているのでほんとうに配線同士をくっつけるだけで処理完了です。
11
完成形、完全勝利です!
ブレーキ警告灯に惑わされ続けてやっとの思いで全ての警告灯を消せました。しかも、タマ抜きとかではなくて配線で処理できたので、嬉しいです。
今回は自分も学ぶことが多かったので、今後もしGDBでABSレス配管にする方や、GC8にGDBの中身を移植してやろうという方は参考にしてもらえると幸いです。
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