
相模鉄道5000系が54年の活躍に終止符を打ちます。
それを記念して、撮影会と記念グッズ販売会が行われました。
写真は記念撮影会で晴れ姿を披露する5000系です。
昭和30年に登場した5000系。登場時はこのような形をしていました。

5000系は、当時としては画期的なモノコックボディーで製作され、軽量化を実現し、超軽量高性能電車と謳われました。
しかし、車体長18m(1次車は17m)では増加する利用客を捌ききれず、昭和50年頃に制御機器や走り装置を今の20mの車体に載せて5100系として再登場。
アルミボディーとなり20m車体でありながら18m車体時代とほぼ同じ車両重量を実現。また、この時からボタンを押す事により窓を開閉できる自動窓が装備されました。
更に昭和63年頃に制御方式をVVVFインバーターに変更。この時から再び5000系を名乗るようになりました。
常に相模鉄道の近代化をリードしてきた5000系ですが、今回後進の車両に道を譲ることになりました。
2月11日のさよなら運転を最後に5000系は引退します。
追)今回の記念グッズ販売会で手に入れた相鉄5000系のパンフレット(仕様書)です。
仕様書はクルマに限らず当時の技術を知る良い資料になります。
Posted at 2009/02/08 19:39:02 | |
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相模鉄道の車両 | 日記