
こんばんは。小松で二日目の夜を過ごしています。
今日は尾小屋で枕木の交換作業に従事しました。
尾小屋には昭和52年の3月まで尾小屋鉄道という鉄道が走っていました。
そこで働いていた車両たちを展示しているのが小松市立ポッポ汽車展示館ですが、そこの展示線の枕木の傷みがとても激しい。
平成12年に開館して以来替えていないことも原因ですが、冬になると2メートルもの積雪があるため、雪どけのたびに傷んでいくようです。
そこで私たちの登場。
クレオソート油(防腐剤)を滲みこませた枕木に替えて行きます。
調整してレールを置いた時に水平が出るように枕木を置いていきます。
枕木のセンター出しをしてレールを仮置き。
レールの幅を762㎜になるように調整した後、犬釘を打ちます。
尾小屋鉄道のゲージ幅は762㎜のナローゲージです。
因みに、JRの在来線は1067㎜、新幹線は1435㎜です。
そしてバラストを盛っていきます。
今日の作業はここまで。
約100mある展示線のうち半分の交換は終わりました。
素人集団ですが、慣れてくると早いもんだ(笑)。
今日も暑い日でした。
山並みを見ていると湿気で霞んでいるように見えます。
昔の写真を見るとハゲ山だった山は今では閉山後の植林の甲斐あって緑豊かな山になっています。
休憩しているときに空を見上げるとモーターパラグライダーの編隊が…。

とても気持ち良さそうでした(笑)。
Posted at 2012/08/12 22:55:32 | |
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なつかしの尾小屋鉄道 | 日記