特急あまぎ号で伊豆・下田へ行きました。
このあまぎ号、伊東駅開業70周年を記念して運転されたわけですが、やはり国鉄特急カラーの車両が、特急列車として運転されるのは嬉しいですね。
息子と二人で
あまぎ号の旅を満喫してきました。
東京を発ったあまぎ号が横浜駅に入線。写真では判りませんがこの日も大勢の鉄道ファンがカメラを向けていました。
横浜駅8:22発、伊豆への旅の始まりです。

車内はいたってシンプル。現在のJR車両に比べると華やかさはありませんが、実用重視の国鉄型車両ならではの雰囲気です。
伊豆急下田駅に10:42に到着。乗車記念に記念サボを貰いました。
この記念品に息子も満足していたようです。

さあ、帰りのあまぎ号まで約5時間半の時間があります。
まず、駅前のロープウェィに乗って
寝姿山にのぼる事にしました。
まず、展望台から海を見ます。
富士山、台湾、ニューヨーク…、本当に見えるかどうかは運次第?
今日は晴れてましたが、海上はモヤってました。
モヤってなければこんな風に見えるそうです。
ペリー提督がやってきた下田湾。
その下田湾が見渡せる場所に幕末に
黒船見張所が設けられましたが、その場所にその見張所が復元されています。
ここに置かれている大砲は当時アメリカの船に装備されていたものとか…。

反対側は下田の街が臨めます。
さて、お腹も空いたので昼食を摂る事にします。
下田駅前の食堂で食べたのが
これ↓ 鯵押し寿司とそば定食。
食べる前に山葵(わさび)をおろしてそばの上や寿司の上に直接のせて食べます。

これがまた美味い!
ほんのちょっとだけですが、伊豆を味わうことができました。
上りの
あまぎ号出発までまだちょっと時間があります。
駅近くの旅館で温泉に浸かる事にしました。
旅館は、ちょうど伊豆観光が全盛だった頃に建てられたような感じで、浴場は
展望風呂となっていて、さっき登ってきた寝姿山などが見えます。
広くシンプルな浴場は私は結構好きですが、息子はスーパー銭湯などを思い浮かべたようでちょっと不満だったようです。
さて、上りあまぎ号で横浜へ帰ることにします。(伊豆急下田16:17発)
あまぎ号が伊豆急下田駅に入線します。
冬は日が暮れるのが早い!
出発からまもなく、暮れ行く海辺の風景が広がります。
配られた記念弁当は家で食べる事にします。

(18:55横浜着)こうして無事あまぎ号の旅が終わりました。
昭和56年に特急踊り子号が誕生するまでは、この特急
あまぎ号と急行
伊豆号の二本の優等列車が走っていました。
時々国鉄型特急電車が元気に特急仕業に赴く姿は嬉しい限りです。
Posted at 2008/12/25 00:49:57 | |
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鉄道 | 日記