馭者座の一等星のブログ一覧

　MAZDA　RX500。
昭和45年の東京モーターショーに出品されたショーモデルで、昨年マツダの倉庫に保管されていたものを
広島市交通科学館がマツダの許可を得てレストアしました。

実は 馭者座の一等星 がモーターショーに行った一番の
目的は、このRX500を見たかったからなんです…。


関東では、東京オートサロンでも公開されましたが、見に行く機会を逃してしまいました。

展示されると聞いて｢これは見に行くしかない！｣と思い、モーターショーの前売り券を買いました(笑)

子供の頃、RX500を見た 馭者座の一等星 は｢これクルマじゃない！｣と思った覚えがあります。
それどころか｢ヘンなクルマ｣と思ってました。
でも、それは裏を返せば、このRX500が当時走っていたクルマとは一線を画していたという
こと…。

中学生の頃、スーパーカーブームが到来し、RX500の先進性に目覚めました。

そして、RX500登場から40年が経とうとする今、改めて先進性を感じると共に、夢を与え続ける
素晴らしいクルマだと思っています。  

 
 
 

　写真はマツダ　ファミリア(5代目)です。
このクルマは記念すべき第1回日本カー・オブ・ザ・イヤー(1980－81)を受賞しています。

当時の若者の心を捉え、あっという間に100万台を売り上げ、マツダの復活を後押ししたベストセラーカーです。

この時期、赤いファミリアは社会現象にもなっていました。

｢陸(おか)サーファー｣なる言葉が生まれたのもこの頃ですね。

そのようなファミリアも、最近さすがに街角では見なくなりました。

　写真は1987年登場の6代目ギャランです。
Σのサブネームが消え久しぶりに ギャラン 単一の車名となりました。

このクルマも第7回日本カー・オブ・ザ・イヤー(1987－88)を受賞しています。
トップグレードVR-4は当時のハイテク機器を搭載し、
屈指の快速車でした。

　5代目 シルビア。第9回日本カー・オブ・ザ・イヤー
(1988－89)を受賞しました。

当時、この種のクルマでは爆発的に人気のあったホンダ・
プレリュードが既に出ていましたが、その牙城を崩し、若者を中心に爆発的に売れました。

事実、馭者座の一等星の友人の中にも、このS13シルビアに乗っていたのが3人いました。

メーカーの思惑通り(？)、デートカーとして若者の心を摑んだのは事実だったと思います…。

　本日より千葉市の幕張メッセで東京モーターショーが
一般公開されています(11/4まで)。

そのモーターショーの企画展として、
日本カー・オブ・ザ・イヤー30周年記念展というのを
やっています。

その中に第3回カー・オブ・ザ・イヤー(1982－83)を受賞したカペラGCが展示されています。

このカペラGC、駆動方式をFFに変更し、新開発の1600、1800、2000CCのエンジンを積んでいました。

このカペラGC、街では見かけなくなりました…。