
まだ、日本カー・オブ・ザ・イヤーが無かった頃、アメリカ合衆国を代表する自動車専門雑誌「ロードテストマガジン」が毎年行っている
カー・オブ・ザ・イヤーで1972年度輸入車部門で最優秀車賞を受賞しました。
写真は、その時の某自動車雑誌の裏表紙です。
消費者の立場から厳しいテストや審査を繰り返し、品質管理や性能などの商品性、さらにその価格設定とのバランスなどで、毎年最優秀車を選んでいたそうです。
これを記念して製作されたカーバッチ↓

数年前、実家の物置に眠っていたものを発掘しました(笑)。
また、日本の自動車雑誌「モーターファン」が選ぶ1971年カー・オブ・ザ・イヤーでは、REマチック付のカペラロータリーGRが最優秀自動車に選ばれていました。
1970年代の初頭、カペラロータリーはそれなりに注目されていたんですね。
ところがこの直後1973(昭和48)年10月に第4次中東戦争が勃発。
第1次オイルショックが発生してしまい、それまで脚光を浴びていたカペラロータリーを含むロータリー車は、一転ガスカズラー(ガスを大食いするクルマ)というレッテルを貼られてしまったことは、みなさんご存知の通りです。
もし、オイルショックが無かったら…。
いずれ環境問題も出てきたでしょうが、カペラロータリーはまた違った道を歩んでいたかもしれませんね。
Posted at 2010/02/24 19:32:00 | |
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カペラロータリー | 日記