Serow250の速度表示と実速度
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
Serowのスピードメーターは誤差が大きいと多くの方が指摘されている。
自分も同様に感じていていたので、今回、どれ位の差があるのかを検証してみた。
検証方法は、「Serowのスピードメーター表示とGPSによる実速度」との比較だ。
今回使用したSerowは、前後のスプロケットとタイヤは標準仕様なので、そのままの結果が標準と考えて良い。
測定結果はグラフに示す通り、実速度はスピードメーターの表示に比べて、ほぼ1割遅い結果となった。
バイクのスピードメーターの認定基準は、道路運送車両の保安基準の第148条(速度計等)に定められており、「二輪自動車の速度計が40km/hの時の実速度が29.1~42.6km/hの範囲であれば適合」となる。
今回の40km/h表示の実速度は、36km/hだ。
誤差が1割あるが適合範囲で、36km/hと言うのは、適合範囲の中央値であり、メーカーは上手くそこに合わせているのかな、とも思える結果だ。
検証した速度範囲は100km/hまでだが、何れもほぼ1割減と言う結果になった。
つまり、標準仕様のSerow250の場合、「メーター表示に比べ、実速度は約1割遅い」と認識しておけば良い。
このことは、制限速度を守って走っている場合、実際には1割遅いので、速度取り締まりで捕まることはまず無いとも言える。
因みに、Serow250ユーザーは、それぞれの使いやすさを求めて、前後のスプロケットやタイヤを替えている方が多いはずだ。
Serow250のスピードセンサーは、ドライブ側の回転数で検知しているので、その先にある前後のスプロケットの変速比やタイヤの仕様などで誤差が生じるので、それぞれに応じて、その認識が必要と言うことになる。
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