2009年06月12日
2件プロが選んだみたいですね~
東京都 つるつる温泉
東京都の奥座敷ともいわれる静かな山里に位置します。
泉質 アルカリ性単純温泉
効能 神経痛、筋肉痛、関節痛など
温泉なんでもベスト10「泉質が特徴的な温泉」で1位。
該当記事はこちら 温泉なんでもベスト10「泉質が特徴的な温泉」
2東京都 麻布黒美水温泉
外国人や芸能人が闊歩する麻布十番に鎮座。庶民のお風呂としても親しまれている。
泉質 ナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉
効能 神経痛、関節痛、筋肉痛など。
メカニズム体験記で訪問。
2004年12月の「1番」投稿(2004年12月10日)内で「麻布黒美水温泉」について触れています。
竹の湯は結構濃い湯で、近くの金春温泉や五色湯が廃業し貴重なものとなりました。しかし玉菊湯は健在だと思います。
Posted at 2009/06/12 23:25:42 | |
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2009年06月12日
温泉マークは国土地理院も使用
お馴染みの温泉マーク。そのいわれは、諸説ありますが、温泉施設ののれんや看板で使われる庶民的な印象がありますよね。
しかし、このマーク、国土地理院の地図でも立派にその形で「温泉」を表現しているのです。実はJIS規格やUnicodeでも、詳細が規定されている立派なマーク。
ちなみに、湯気を表す3本線は当初は直線だったのですが、2002年にS字の形(私たちが見慣れた形ですね)に変更されています。
さまざまな温泉地案内も発行されていますが、国土地理院の地図で秘湯を探してみるというのもオツなものかもしれません。
真冬にしか入浴できない温泉
北海道・東北など北の名湯は、雪による冬季の道路封鎖などで、冬場は行けない場所も多くありますが、この温泉は逆。なんと真冬にしか入ることができません。
なぜならば、然別湖コタンの凍結した湖上に作られる「氷上露天風呂」だからです。
然別湖温泉から源泉を引いてきているので湯温は十分熱いのですが、なにせ、風呂だけでなく脱衣所も氷の上。氷点下の世界ですから、覚悟して行ってくださいね。
しかし、温泉で温まりながら見る一面の銀世界は開放感いっぱいで格別とのこと。冬になると温泉マニアにとっては「北」方面は寂しくなりますが、今年はマークしてみては?
石油が混ざった温泉がある?
北海道にある「豊富温泉」は、そもそも大正期に石油の掘削を行っていたところ、沸き出でたという温泉。ですから、湯色もわずかに黄色っぽく濁り、石油の匂いも残っています。
地元では「油風呂」とも呼ばれていますが、れっきとしたナトリウム塩化物泉の温泉には湯治目的の利用者や宿泊者も多いようです。
ただ、独特の匂いや感触から、源泉をそのまま使用したものと、一般客用にはろ過や加水された湯も用意されています。
源泉の醍醐味を味わったあとで、一般用でサラリと流してみる、というような入浴法もいいかもしれませんね。
Posted at 2009/06/12 23:23:42 | |
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2009年06月12日
温泉の少ない県は
温泉大国日本で温泉の少ない県は、2007年4月現在では、1位沖縄県、2位埼玉県、3位鳥取県となっています。
日本地図を思い浮かべて考えてみると、いずれも大きな火山帯から少しずれた位置の県であることがわかります。やはり火山活動と温泉は切っても切れない仲?埼玉県のお隣、東京がワースト3に入っていないのが不思議ですが、東京では昔から「黒湯」といわれる湯が沸き、銭湯のカタチで多く供給されていることから、大都市の割には、意外と温泉が多いのです。しかし埼玉県に隣接する群馬県には「草津」など著名な温泉地がたくさんあり、県境を越えるだけで大きな差がでていることに驚かされます。
温泉寺ってたくさんあるの?
昔の人にとって、地面から熱い湯が湧き出ることは驚きであり、またありがたいことであったのでしょう。そのため、その「湯」、つまり温泉に感謝をしたり、尊いものとして崇めるという信仰から、あるいはその温泉を発見したのが僧侶であったことなどから、各地の温泉地に「温泉寺」と呼ばれるお寺があります。
たとえば「城崎温泉寺」「日光湯元温泉寺」「有馬温泉温泉寺」など。メカニズム体験記で訪れた「龍神温泉」にも小さな温泉寺が地元の人々によって守られていました。
由来が「温泉」に対する感謝や信仰ということで「温泉寺」という名称は全国にちらばっていますが、宗派はそれぞれ違います。真言宗あり、天台宗あり。信仰と強く結びついていて、古式ゆかしい入浴方法を伝授してくださる寺院もあるようですから、体験してみてはいかがでしょう。
長~い足湯あちこち
鉄道の駅や道の駅、または温泉地の中心など気軽に利用できる足湯が一般的になってきました。最近ではその長さ!を競う傾向もあるようです。道の駅「たるみず」(鹿児島県)の足湯はなんと全長60メートル。桜島の景色も楽しめます。塩原温泉「湯っぽの里」の足湯は回廊形式で30メートルのものが2つ、全長は60メートル。そのほか湯村温泉(兵庫県)の足湯は全長7メートルのものが3つ並んで全部あわせれば21メートル。長さだけでなく周辺施設の充実や環境の整備などにも力を入れているようです。なかなか本格的な温泉まで出かけられない、という多忙な方も、ぜひお試しください。温泉ならではの温まりを実感できますよ。
Posted at 2009/06/12 22:02:30 | |
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2009年06月12日
一般投票ではなく、旅行会社社員などいわば「旅のプロフェショナル」が選ぶ「にっぽんの温泉100選」が、毎年、週刊観光経済新聞で発表されます。観光経済新聞社主催で、審査員は、日本旅行業協会や国際観光旅館連盟など名だたる9団体。さらに「総合ランキング」「雰囲気ランキング」「知名度ランキング」というように、テーマごとにカテゴリ分けされているのも興味をそそります。2006年度の1位は「草津」、2位は「由布院」、3位は「登別」でした。1987年にはじまり、すでに今回(2006年)で第20回。20年の間には、結構、順位の入れ替えがあり、時代の流れを感じるとともに、それぞれの温泉地の努力や、新たな温泉の人気の秘密なども垣間見えて面白いものです。詳しい内容は観光経済新聞のホームページでご覧になれます。
ダイバーに愛される海底温泉があった!
火山国日本ですから、地上に見えているものだけでなく、海底にも火山があるというのは想像に難くありません。でも、広い海の底「なんとなく、あるんだろうなあ」という程度で、簡単にお目にかかれるようなイメージはありませんでした。
ところが、沖縄県石垣島・竹富島の海底には、ダイバーのおすすめスポットになっている海底温泉が湧いています。すり鉢上になった海底から、ぽこぽこと湯が沸いており、沖縄といえども長く海の中にいれば冷えてきますので、この海底温泉近くに潜ると、温かい海水(湯?)で体も温もり、気持ちよいとか?でも、くれぐれも長湯にはご注意くださいね。
足湯カフェ、足湯居酒屋続々
今ではすっかり温泉地の定番となった「足湯」。無料の立ち寄り所や、駅やバス停の近くなどに設置されていることが多く、気軽に利用されているようです。
足湯に浸かって何もせずボーっとしているのも一興ですが、ちょっと退屈だな?と思い立った人がいたのでしょうか?全国に「足湯カフェ」や「足湯居酒屋」といったものが出現しはじめています。屋外の足湯をオープンエアのカフェのようにして飲み物を運んでくれるものから、屋内にわざわざ掘りごたつのように準備された本格的なものまでさまざま。ゆったりとした気分でおいしいコーヒーや紅茶をいただくというのも悪くありませんね。
ですが、温まって血行がよくなるので、アルコール類の酔いは早くなりますから、気をつけて利用しましょう。
Posted at 2009/06/12 21:31:08 | |
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2009年06月12日
温泉宿の長い長い廊下にはわけがある
温泉宿でいざ浴場へと思うと、長い長い廊下を歩き、さらに渡り廊下を渡って階段を降り、という経験はありませんか?なんでもっと客室の近くに作ってくれないの?と思われた方もあるはずです。実は温泉は、渓谷近く、河原などに源泉が湧いていることが多いのです。しかし宿の客室や玄関などを河原に建てるわけにもいきませんから、平地になった部分にこうした施設を建て、そこから河原の源泉近くに作った入浴施設へ移動する、という方法を多くの温泉宿がとっていました。
いまでは汲み上げ技術も向上し、各部屋に露天風呂つき、などという宿もありますが、こうした事情がわかると、長い長い廊下も温泉を楽しむ条件の一つと思えてきますね。
混浴今昔物語
そもそも昔は温泉では「混浴」という概念がありませんでした。今でいう「野湯」、自噴で自然にできた温泉、つまり自然からの授かりものをそのまま利用していたので、混浴のほうが当然であったわけです。この習慣は銭湯が広く一般化した江戸時代まで続きました。しかし湯屋(銭湯)が庶民の社交場の役割を果たし、垢すりや髪すきのサービスなども出てくると、風紀の乱れる店も現れ、1791年に松平定信が混浴禁止令を出したのです。
現代でも、各地方自治体の条例で混浴を禁じているところがあります。東京都は原則水着をつけての混浴、三重県では12歳以上、兵庫県では6歳以上の混浴が禁止されています。
岩盤浴昨今
ここのところ急激に人気を上げてきた「岩盤浴」。主要な駅前には必ずと言っていいほど看板を目にします。天然のものでは秋田の玉川温泉が有名。火山活動で温められた岩盤の上にゴザを敷いて体を横たえ、温泉の成分とともに温熱効果が期待されています。
町中のものは玉川温泉のように火山熱や温泉成分を利用しているわけではないので、サウナのように発汗作用を高め、新陳代謝をうながすことが主だった目的のようですが、手軽に温泉なみの「温まり」を実感できることで人気を博しているようです。しかしその分、本来の温泉のように効果・効能や泉質が明示されているとは限りません。体に疾患のある場合や、水分の補給などには各自が充分注意して利用しましょう。
Posted at 2009/06/12 18:50:56 | |
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