スイフトスポーツ(ZC33S)に搭載されているエンジン「K14C」は、直噴。
直噴エンジンで気を付けないといけない現象としては、LSPIがあげられる。
YouTubeなどを検索すると解説動画がそれなりに出てくるが、スパークプラグが発火する前に発火、燃焼が始まってしまう現象。
低回転時かつ高負荷時(=スロットル開度大)に発生し易いらしく、ピストンが圧縮過程で上死点に向かっているときに燃焼が始まってしまい、ピストンを押し下げようとするためノッキングが発生、最悪の場合、エンジンブロー/ディトネーションに至ることも・・・
LSPIを引き起こす物質として、シリンダーやピストンリングなどに付着したスラッジ、シリンダー内に侵入したエンジンオイル、エンジンオイルの添加剤、などが挙げられる。
対策:
・低回転時には負荷をかけないように運転する
・SP/GF-6 グレードのエンジンオイルを使う
・吸気温度を下げる
・エンジンの冷却システムをアップグレードする
・PCVシステム上にオイルキャッチタンクに設置する
・ターボインレット~クランクケースベント上にオイルキャッチタンクを設置する
Posted at 2022/02/21 00:32:19 | |
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