ADDZEST SRF1302
m(_ _)m
『何時かはサンバー』の計画を起案した直後に、カーオーディオはCD+ラジオ受信のセンターユニット。ドアスピーカーは10cmクラスを装着、ダッシュボードかドアミラー付近にツィーターを追加しセパレート式にする。
までを決め、ヤフオクから先行して調達を図ると計画しました。
記録メモを見ると最初は10cmサイズと決め付けていて、KENWOODの10cm2ウェイを入手。直後のやや詳細な調査でサンバーのTT2モデルはドアスピーカーが12cmらしいと判明。
既に主流から外れたサイズで中々出物が無く最後に落札してます。
(確か1ヶ月以上捜したかと)
12~13cmは主要メーカーではCarrozzeriaしか有りませんね。(TS-1370F メ価¥1.1万円)
~カーオーディオ主要メーカー、私にはKENWOOD/Carrozzeriaが2大メーカー、ADDZEST/ALPINで4大メーカーです。
タイトル画像はパッケージ全景。
ADDZEST SRF1302
13cm+2.5cm
コアキシャル2Way
グリル(保護ネットの事)付属。
スペックデータ不詳、
瞬間最大入力は100W
フロントのグリル外径約156mm
埋込のフランジ部分外径約107.5mm
フランジ部分からマグネット背面までの奥行き約33.5mm
マグネット外径約80mm
~フランジ、ボード等に取付る際の背面側の基準位置。通常は同心円の段差になってます。
ここからマグネットの背面までの奥行き寸法は、奥行きに制約が出るドア取付の場合に重要な値ですよ。ダメな場合は内貼り側に出っ張る覚悟でスペーサーを入れる事になりますから。
メーカー価格¥不明
発売年度、不明(2000~02年頃?)
入手時点でメーカーに商品ページ無し。
ネットで述べ6~8時間の検索の旅を彷徨うも有益なデータは発見出来ず。
21年3月10日に落札。
落札価格¥3100
送料¥1250
計¥4350
パッケージ開封済み、未使用長期保管品、取付&取扱説明書が欠品。
スペックデータでお気づきかと思いますが、フランジ部分からマグネットまでが約34mmと比較的薄型です。数少ない現役品として引用した1370Fは奥行き52mmです。
画像1…
パッケージ裏側の1部です。
取付用の穴開けの型紙です。
パッケージ等にこうした記載が有るのは、この製品が純正交換タイプでは無い所以です。
つまり今の普及価格品と違いポン付けは想定されて無い訳ですね。
画像2…
パッケージの左側を開封、付属品が入ってました。
スピーカー(以下はSPと記)コード左右分、内貼りボード等への取付ネジ一式。
~取付ネジ一式はSPのサイズや重さからして使用に耐えない様な代物でした。
ユニットの重さや耐入力からだと、せめて5mmのタッピングネジが欲しいですね。
画像3…
パッケージ開封、SPユニットは互い違いの向きで発泡スチロールの緩衝材に納まってました。
正確にはグリルを重ねて有る状態です。
画像4…
3の互い違いとは、この画像の様子を指します。
これでパッケージの横幅を節約してますね。
さて…
入手したのは良いんですが、かなり重要なスペックデータが不明なんですよ。
先行して投稿したツィーターの内容と合わせ、詳しい方はお気づきかと思います。
スピーカーの再生能率値が不明なんですよ。
ツィーターは90dBと解ってます。
何故に私が困惑してるか、書き連ねておきますね。
~ハッキリ言って、格安中華製品や得体の解らない貰いモノ等を取付ると失敗する可能性が有るんですよ。
(続)
画像5…
付属品一式。
SPコード(長さ不明…未測定、笑)
~一応は無酸素銅線と謳われてます。
フチの飾りカバー?~カットしたフチの切り口に被せる品らしいです。
取付用金具一式。
~メーカー殿、これは無いんじゃないの?タッピングネジは4mm程度だし、ネジを受ける金具は薄っぺらだし…(-_-#)
再生能率の話(続)
基準や規定信者?の為に家庭用オーディオ機器の関連では一応の基準が決まってる模様です。
(私は約35~45年前の家庭用オーディオ全盛時の機器を所有してました、若気の至りでレコードプレーヤーに給料と同じ金額をつぎ込んでましたね、笑)
再生能率の値、どの程度重要かと言うと『3dB違うと概略で1/2倍、又は2倍の音量になる』と言う関係になってます。
実例だと…
1、フロントスピーカーA社A型、再生能率90dB
リアスピーカーA社B型、再生能率87dB
おそらくはリアスピーカーの音がほとんど聞こえないか全く目立たなくなります。
2、1を逆にした場合。
フロント87dB、リア90dB
おそらくリアスピーカーの音が大きくてフロントスピーカーの音がほとんど目立たなくなる。
何れもデッキ又はセンターユニットのフェーダーコントロール①で調整可能です。但し、機種に拠っては不可能な場合が有りますよ。
①フロントスピーカーとリアスピーカーの音量バランスの調整機能。
例…フロント6/リア4等々。
(続)
画像6…
SPユニットとグリルです。
グリルは網の部分と取付用ベースが分離可能なタイプです。
再生能率の話(続)
デッキ/センターユニット…いわゆる1DIN①や2DINのCDデッキ等の事です。私は後者のセンターユニットと呼んでますね。
①機器の横幅と高さの規格です。
横幅は180mm、高さは1が50mmで2が倍の100mmです。但しメーカー純正オーディオの1部にはフロントパネルだけ2DINになってるタイプが有りますね。これだと周囲のパネルまで専用品になるんで社外品に交換する際のネックになります。
(続)
画像7…
SPユニットの背面です。ADDZEST製品にはSRF…の様な型番の他にも製品別に番号が振られてますね。
このユニットではGS-239A-01と付けられてます。
記載に拠ると製造は中華民国(通称、台湾)ですね。
再生能率の話(続)
最初の実例は調整可能なケースですが、調整が困難なケースも有りますよ。
フロントスピーカーに後付けでツィーターを追加した場合。
この場合でも再生能率値の影響を受けてしまいます。
実例として…
メインのドアスピーカー、A社A型、90dB
追加のツィーター、A社C型、93dB
間違いなくツィーターのシャリシャリ/シンシンと言う高音が目立つ結果になりますね。
逆の場合だと、…?ツィーター鳴ってるの?てな案配になる可能性が高いですね。
(続)
再生能率の話(続)
前述のケースの場合、センターユニットのトーンコントロール(音質の調整機能)で修正するしか方法が無いんですが…
必ずしもツィーターの中心になってる音の帯域と、センターユニット側の調整機能の音の帯域が一致するとは限らないんですね。
このケースだと不完全な修正しか出来なくなります。
このケースは前述のメーカー純正オーディオの場合に起こり得る可能性が高いですよ。
(詳細は別投稿の、メーカー純正オーディオの1例にて記述)
主要メーカーのセンターユニットの場合だと、かなりの範囲での修正が可能ですが取扱説明書の該当部分を熟読する必要が有りますよ。
最下位グレードでもかなりのレベルの音質調整機能が搭載されてますからね。
この機能を活用すれば『低音不足』の半分位は対処が可能だと思いますよ。
今回は以上にします。
ではでは
m(_ _)m
-
パッケージ裏面に取付用の穴の型紙が印刷されてました。今の製品では多分無いでしょうね。
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パッケージ左側面に付属品一式。
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良く有るパターンの発泡スチロール収納でした。
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パッケージの横幅を節約する意図でしょうか?
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付属品一式。左からSPコード、フチの被せ、取付用ネジ類。ネジ類は華奢過ぎますね。
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SPユニットグリルです。
取付穴は僅か4ヶ所しか有りません。
今のポン付け品とは全く違いますね。
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この当時?は中華民国(台湾)製造だった様です。
購入価格 | 4,350 円 |
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入手ルート | ネットオークション(Yahoo!オークション) |
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