MICHELIN LATITUDE LATITUDE Sport 3 235/55R19  

購入後約2年が経過し、29,600kmで純正のPILLELI Scorpion Verdeから交換することとなった。
ブリヂストンのALENZA001、DUELER H/L850も検討対象だったが、ライフの長さを期待してミシュランを選択。しかしLATITUDE Sport 3には純正と同サイズのZPがラインナップされておらず、脱ランフラットとなった。
交換直後から、タイヤの真円度の高さ、サイドウォールの柔らかさが感じられ、乗り心地も突き上げが減ったように感じられた。
また、純正が残溝がインジケーターギリギリまで減っていたためと思われるが、タイヤノイズも耳につかなくなり、いつの間にかラジオのボリュームが上がっていたことに気付かされた。
交換直後に大雨の中、都市高速を走る羽目になり、それほど飛ばしたわけではないが、ウェットグリップも充分と感じられた。
以前のBMW 325iクーペで脱ランフラットした際にも感じたことだが、サイドウォールが柔らかくなったことによるステアリング応答の遅れはほとんど気にならず、すぐに慣れてしまうレベルである。
しかし、ステアリングを切った際に僅かではあるがサイドウォールが捩れる感覚がステアリングを通して感じられてしまう。
その点は乗り心地とのトレードオフなのかも知れない。
トレッドはINSIDE、OUTSIDEの指定があり、オンロードタイヤとしてはSUV系ということもあり大人しく感じられるし、サイドウォールのデザインもメーカー名やブランド名、サイズ表記等、最近の乗用車用スポーツタイヤを見慣れた目には非常に繊細に感じられる程である。
今回はインターネット通販で購入し、タイヤ交換専門店へ直送して交換となったが、それでも一本あたりの価格は2万円を超え、タイヤ代と交換工賃の合計で10万円を超える結果となった。
現時点では価格以外は非常に満足のいく結果となったが、LATITUDE Sport 3はSUV用オンロード系タイヤの中では低燃費とロングライフを謳った製品であり、どの程度の燃費が得られ、性能がどのくらい維持されるのか、今から楽しみである。