目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
試作②です。(相変わらずの長文です。苦手な人はブラウザバックだ!)
あれ?①は?と思われるかもですが、試作①は(色々な発想を詰め込み過ぎた関係で)今後さらにいくつか別構造を試作してみて得られた結果(体感)からある程度の確証が得られれば別の『カタチ』で公開しようかと思っています。
といっても大した内容じゃないんですが、、、
でもたぶんこの感じで行くと当分試作から抜け出せそうにないです。やればやるほど色々疑問が湧いてきて、それを検証せずにはいられない性分なモンで…。
今回のベースとなる箱は前回①と同じくタカチの100×65×35のABSの箱(中型用)と、ダイソーの角ミニパック70mlのPPの容器(小型用)を使い作成していきます。
小型のPP容器は前回の試作①を含め、物の大きさの基準になる丁度いいサイズで、シリコン成型物は今後も全てこのサイズ(か、成型後半分に切ったもの)になります。
なので電子取り出し用金属板平面に対して小型の容器には縦向きに1枚、中型の容器には横向きに上下並べて1.5枚使用しました。
2
ケーブルですが前回試作①同様、若い頃に乗ってたクルマのアーシングケーブルを再利用しているので色がアレな感じになっています。
中型には22sq(4AWG)、小型には8sq(8AWG)を使用しています。
接続端子は銅でamazonで色んなサイズが入っている、お安いものを選びました。
同じ構造で大きさが違うものを作成する理由は大きさ(強さ)の違いでどのような影響が出るか?を確認する為です。←この言い方からも試作①が単純にいい結果『だけ』にはならなかったことが分かるかと思います。リアクター難し過ぎです。
既製品を購入せず最初から自作品を使用するとこういうことになる見本ですね…
ちなみに既製品は今後も購入予定はないです。←
3
前回の試作①では良くも悪くも?先輩方の影響を受けまくりで当初予定の構造とだいぶ離れたものになり、且つ作成中の度重なる構造・設計変更でコスト(お金と時間と手間)がかかり過ぎたこともあり、試作①の経験を踏まえて今回は色々変更して検証出来るように、なるべく簡単な構造+当初予定していた構造に近いものになってます。
完全に当初の構造ではない理由として、
試作①から大幅に構造変更すると取り付けた際の比較が難しくなるのと、
試作①取り付け後の体感として構造によっては『箱型』では動作が不安定になりあまり使用しないほうがいい(と思われる)鉱石があり、今回はその鉱石を使用しない状態での確証を得たい為という2つがありました。
4
前回の試作①では0.8mm銅板を電子取り出し板として使用しましたが、厚みがあると穴開けには強いものの曲げ加工が大変なので、今回は0.1mm銅板を使用してみました。
画像右がボールペンで折り目を罫書いただけの折る前(中)で、左が折った後(小)です。
折った隙間と上下の面にシリコン成型物を入れていきます。
5
今回は金属板の積層構造体(ランドマスターでいうところの『コア』?)は使用せず、前回試作①のコア作成時に出た金属片をラメ状?に細かく切断し再利用する(という私、ヒマ人3号オリジナル?な)ものになっています。勿体無いので…
右が切断前で左が切断後です。
前回の金属板への寸法線書き込み・切り出しも大変でしたが、金属片からの切り出しもそこそこ大変でした。この辺も次々回以降はなんとかしたい部分ですね。
前回試作①の廃材を再利用する金属片のサイズは20mm×10mmの共に0.1mm厚のアルミ板と銅板を10個ずつ、1mm×1mm前後のラメ状?に細かく切断してあります。
(試作①のときの金属板のサイズは0.1mm厚のアルミ板・銅板を60mm×50mmに切断したものを40枚ずつ(20枚×20枚コア)を2セットと、同じ寸法の0.8mm厚の銅板を2枚使用していましたので、超大幅なコストダウンが達成出来た状態です。手間もそうですが、特に銅板がお高いので…)
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コアの代わりですが(個人的にはコアの形状は積層板に拘る必要は無いのでは?と当初から思っていて…)
ラジウムゲル:1g
テラヘルツ鉱石:2g
アルミ片10枚・銅片10枚:2g
をシリコン溶液:12gで容器底から6.5mmの厚みにした板を作成しました。
このシリコン層はもっと薄くするべきなのは分かってはいるんですが、今の自分の技術・発想・設計的になかなか難しく、、、まぁ将来的には5mmくらいまでは薄くしたいなぁと思っています。
7
そのほかに
ラジウムゲル:1g
テラヘルツ鉱石:2g
をシリコン溶液で固めた板
ネオジム磁石:数個
テラヘルツ鉱石:2g
をシリコン溶液で固めた板
のタイプも作成。これは外側や側面隙間などに切ったりして使用します。
これを可能な限りコネコネして金属片1枚1枚に、鉱石1個1個にシリコンがコーティングされるようにします。
これは何年も前に私が見たネットオカルト文献に載ってた他のかたの考察なのですが…
粉末鉱石(放射線)→(電離作用で負帯電した)金属片及び鉱石→金属板(から電子取り出し)と行きたいところですが、鉱石と取り出し金属板が接触していると取り出し金属板が正帯電してしまうと思われるので、鉱石や金属片の間に絶縁物を挟むことで絶縁物が正帯電すれば金属板を負帯電させれる(と思われる)、とのことでした。
(まぁそのかたがやっていたのは今回のように金属板から電子をケーブルで車体各部に送る、『逆アーシング』ではなかったんですが。)
8
シリコン板の少ない小型のほうが先に完成したので車体に取り付けます。
横から見た構造としては
ネオジム磁石(N↓)+テラヘルツ鉱石=6.5mm厚シリコン
0.1mm銅板
銅片アルミ片+ラジウムゲル+テラヘルツ=6.5mm厚シリコン
0.1mm銅板=取り出し端子
銅片アルミ片+ラジウムゲル+テラヘルツ=6.5mm厚シリコン
0.1mm銅板
ネオジム磁石(N↑)+テラヘルツ=6.5mm厚シリコン
で、銅板は一枚もの、ラジウムの入ったシリコンは線量の強い面を外側に向け、ネオジムの入ったシリコンはN極を内側に向けています。
これは磁力を利用し、電子を一定の向きに圧送する効果があるそうです。
さらに側面の隙間にラジウム+テラヘルツ=3mm厚のシリコン板を適当な大きさに切断したものを入れました。
ネオジム磁石の反発で容器の蓋が浮いてきてしまうので仮でインシュロックを巻き付け、浮きを押さえました。
9
試作なので仮付けです。
今回の試作②小は水色矢印でバッテリーマイナスに接続、前回の試作①は青色矢印でバルクヘッドの適当なスタッドボルトに接続してあります。
装着直後の印象 夜・晴れ17℃
→試作①をマイナス端子に取り付けたときにあった車体全体的に重りが乗っかりブレーキがかかっている感じから一転、空走感が増え低回転低開度でもリッチなトルクで加速する感じに。
アクセル開け始めのレスポンスがマイルドになり上質な感じに。
巡航パーシャル時の燃費も取り付け前以上に改善。
多少の登りなら速度の低下もほぼ無いのでアクセルを踏み足すことなく、そのまま走ってしまう。
試作①のみ取り付けのときにあったアクセルベタ踏み時のドッカンパワー感は無くなり、吹け上がりは鋭いものの速度が以前ほどついてきてない感覚。
乗り心地等は変化なし。オーディオも特に変化なし。ワンドライブ燃費35.8km/l
今のところ文句無い状態です。
翌朝(12時間経過)・晴れ20℃
→特に変化なし。
夕方(24時間経過)・小雨17℃
→オーディオの一部高音域にノイズみたいなのが聴こえるときがあるような?
朝(36時間経過)・晴れ20℃
→発進加速・巡航時のトルクはさらにリッチに。
ただ追い越しなどで踏み込んだときのレスポンスがとても悪くなっていた。回転の上がりも明確に遅くなったが速度の追従も悪くなり、ウワンウワン唸る割に前に進んで行かない状態になった。
夕方(48時間経過)・小雨19℃
→朝と一緒。
朝(60時間経過)・小雨14℃
→気温低下。トルクは出ているが車体真上から重りが乗っているような感じに。
実はコレ試作①を単体で取り付けたときも起きた現象。
これで疑問がひとつハッキリしたので次の検証に移ります。
10
中型が完成したので、小型と入れ替えて違いが出るかを確認します。
構造は小型と全く一緒で違いはケーブルが太くなったのと、電子取り出し銅板の面積と、コアもどきの使用量(1面に対して1枚から1.5枚に増えている)だけです。
小型は容器に対しての中身がパンパンに詰まっている状態でしたが、中型は結構スカスカで強く振るとガコガコ音がする感じです。まぁそれでも蓋が閉まらないよりはマシなんですが。
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試作①はそのまま、試作②小を一時的に取り外して試作②中と入れ替え。
翌朝(10時間経過)・晴れ16℃
→さらにリッチなトルクで普通車と言っても違和感のない走り。
追い越し加速も少し踏み足すだけでエンジン回転もさほど上昇することなくアクセル半開くらいの加速。
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充分分かったのでバルクヘッドに取り付けている試作①と②小を入れ替えて様子見。
試作①は(積層コアということもあり、かなりのコストがかかっていて)勿体無いが解体。シリコン成型物はいずれ作成予定の別の試作機に回します。
取り付け後(2時間経過)夜・晴れ19℃
→空走感が増した感じ。巡航時のトルクと燃費が若干向上。
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さらに検証。ネオジム磁石の向きを変更したらどうなるか?です。
N極が内向きの場合
→発進直後のトルク感、巡航時のトルク感と燃費、アクセルをパーシャルにしたときの空走感、がいい。
S極が内向きの場合
→加速中、再加速のトルク感・燃費がいい。
劇的な違いではなく味付け程度の違いです。
どちらにせよ、
リアクター取り付け前と比べると大幅にトルク感・空走感は良くなります。
違いがあまり感じ取れないのは、ネオジム磁石のシリコン層にもテラヘルツ鉱石を使っているからかもしれません。(その有無の検証はしてないです。)
このN極S極の切り替えを電気的に出来る機構を付けることが出来れば、通常時はN極内向きで巡航燃費が良く、SWを押したらS極内向きで(パワーモード的な感じで)加速と燃費がいい、みたいなことが出来るかもです。
私は電気関係が苦手&知識がないので無理ですが…
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amazonで色んなサイズが入っているお安いフェライトコアを手に入れたので取り付けてどう変化するのか様子見します。
何が変化するのか分からないのでリアクター根元辺りに各1個ずつ付けてみました。
→ネオジム磁石のN極内向き・S極内向きの良いとこどり、といった印象。
こんなどっちにも良くなることって滅多にないんですが…。いつものルートでワンドライブ燃費は36.0km/l
フェライトコアの取り付け位置や増減については今後も検証していきます。
【2025.0522追記】
結構年月が経つのに、この整備手帳を見にきてくれる人がいるのと、他の整備手帳にフェライトコア(以下FC)の位置を変更したり取り外したりしたものは記載しているのですが、わざわざ見に行かないと思うので追記しときます。
まず取り外したときの印象ですが…
→1/3くらい踏み込んだときのトルク感・加速は良くなったが、パーシャル域はトルク感・燃費ともに悪くなった。
ワンドライブ燃費でいうと2km/lくらいの悪化。
エンジンの回り方?CVTの変速?がガサツ?な感じからスムーズになった感がある。
オーディオだが高音域が騒がしい感じ?がする。
↑と当時の自分は書いてます。
次に位置を車輌への接続端子側へ移動させたときの印象ですが…
→クリープ・パーシャル域がトルクアップした。と当時の自分は書いてます。
厳密・時系列でいうと
①ケーブルのリアクター近くにFC
②FC取り外し
③取り外した位置にMVSアルミテープを一巻き(マスキングテープで仮固定)→ブレーキがかかっているような印象
④MVSアルミテープの位置をケーブルの車輌(バッテリーマイナス)接続端子近くに移設→ブレーキがかかっているような現象は無くなり、クリープ・パーシャル域がトルクアップ。
⑤MVSアルミテープの上からFC取り付け→パーシャル域がさらにトルクアップして巡航が楽に。
という流れです。
本件リアクターとは違いますが、このFC移設検証がきっかけでエンジンルームの他のハーネスへのFC施工が加速したので取り付け位置さえ間違えなければFCはマジで効果あります。
そこでさらに追加でチューニングです。
FCはプラスチックのケースと中空2分割の磁性体で構成されてます。
このケースと磁性体の間に超薄小型長方形のネオジム磁石を入れたらどうなるか?の検証です。
MVS FC(磁性体)の外側にネオジム磁石をN極内側にして取り付け
→発進・巡航共にもっさりしている。
変速の低回転化・トルクアップはしているが鈍亀のような印象。
巡航時の瞬間燃費はダウン。
アクセルオフ時の空走感はとても良く、回生が効いてないんじゃないかと思うぐらい前に進む。
15℃晴れ夜 34.3km/l
ネオジム磁石をS極内側にして様子見
→N極内側と同じく変速がさらに低回転化・トルクアップしていて発進から軽快感がある。
巡航時の瞬間燃費はN極内側よりダウンしているような?
前輪に横方向のしっかり感が出た。
15℃小雨夜 34.2km/l
↑とのことでした。
【2025.0525さらに追記】
FCの内側にMVSアルミテープ及び普通のアルミテープを貼り付けた状態からさらにプラスαのチューニングを発見してしまいました。
ケーブル側に『自己融着テープを一巻き』してから上記FCを取り付けます。
目的は『密着・帯電』です。
施工場所はリアクターケーブルに限りません。
基本トルクアップが体感できるかと思います。
以上、試作②小中作成の整備手帳でしたが、今までに類を見ないくらい長くなってしまいました。
これはリアクターを作成する上での基本的な部分だと思ったので、ひとつの整備手帳に纏めた感じです。
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