持ち運びが出来るポータブルシンクの製作
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
12時間以上 |
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車中泊であったらいいのになぁと思っていたのがシンクです。キャンピングカーなどは車の後部にカッコよく設置されています。ワンボックス車にも個人で自作したシンクを設置した動画がYoutubeにアップされています。私的には車をキャンピングカーに改造するつもりはなく、ノーマルの内装のまま必要な時に車の中に持ち運べるタイプのシンクを自作しようと思いYoutubeでポータブルシンクの動画を見まくり研究しました。(o^^o)
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動画の中でこれだと思ったのがそろそろソロキャン!さんがYoutubeにアップしている『自作ポータブルシンク(ギャレー)』の仕様がとても気に入ったのでリスペクトさせていただきました。
https://youtu.be/ZvGFVKGL3iw?si=oLDL2mz6ZCNkR43X
気にいった点は主に下記の3項目です。
·収納時はシンクに見えない (意外性)
·見た目のクオリティが高い
(安っぽくない)
·使用しない時は、ちょっとしたテーブル
や椅子代わりになる。
(上蓋の耐荷重が80kgまでOK)
車中泊をしなくても屋外でのBBQなどでちょっと手を洗いたくなった時や、食器をすすぎ洗いしたくなった時など活用できますね。
このシンクのポイントは自作する天板の仕上がり具合ですね。これだけは購入出来ないので如何に上手に自作するかにかかっています。自分の腕次第ですね。
必要な部品はリンクを貼ってくれていたので真似しやすかったです。私も購入先のリンクを貼っておきますので自作される方は参考にしてください。
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Temuという中国サイトで下記の物を購入しました。
◆アクリル製鏡
◆折りたたみ洗面器
◆シリコンストレッチ蓋
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ホームセンターで購入したものはこちら
◆カットベニア 900mmx600mmx9t
◆W1/4x20六角ボルト sus
クイックリリースプレートがインチネジだったので
◆M8x20六角ボルト sus
5.5Lガソリンタンクの燃料出口の止栓として
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ダイソーで購入したもの
◆□25mm-450L木材
◆20mm幅強力スポンジ両面テープ
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天板を切り出す前にダンボールで型取りしました。
切り出す大きさは354mmx334mmです。
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ダンボールで型取りした形状を板に墨付けします。
加工のポイントは354mmx334mmより気持ち大きめに切り出した後、#100位の紙ヤスリで切り出した面を磨きます。この時のぺーバーがけはテーパー(斜め)になるように磨いていきます。イメージとして10°くらい斜めに磨くつもりで…
(裏面が小さくなるように)
天板がコンテナの面から2mmくらい
下がるように根気よく磨きました。
2mm位下げるに90分程かかりました。( ̄^ ̄゜)疲れましまた。
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何故2mm下げる?
実はヤスリがけで天板がコンテナ面より1mm程下がった時に嬉しくなって蓋を閉めたのですが…ちょっと閉まりが悪いなあと思いながら強引に蓋をしたら…
蓋の突起物で板が凹んでしまいました。
うっ〜!!やっちまった(>_<)
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そこで突起物をニッパーで切断しました。
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天板の上面を#100、#240の紙ヤスリで磨いた後、水性ウレタンニス(つや消しクリヤー)を塗布しました。当初は茶色のニスを塗布するつもりでしたが、カットベニア木目が綺麗だったので木目を生かしたいと思い急遽つや消しクリヤーに変更しました。天板部は刷毛で4回重ね塗りしました。裏面と側面は2回重ね塗りしました。
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4回重ね塗りをして乾いた状態です。ここから上面をヤスリがけして滑らかにしていきます。
#240 #400 #600 #1000と順番に磨く事で表面がつるつるになりました。これで水弾きが良さそうです。
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容器の容量が5.5Lとどちらも同じだったので違う販売先から蓋の色違いAmazonで注文しました。現品が届いたら少し形状が違っていました。黄色の蓋の容器の方が少し幅と全長が長く、金属製のホース接手が取り付いていました。青蓋の方はホース接手は取り付いていませんでした。(パーツとして付属されていました)
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黄色蓋の容器のホース接手を取り外し埋栓をします。容器にΦ8穴が開いていたのでM8の六角ボルトとホース接手についていたOリングとナットを使用して穴を塞ぎました。
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締め付け後はこんな感じになります。M8六角ボルトに付属していたナットで増し締めしておきました。
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黄色の蓋にΦ10の穴をあけました。こちらを給水側にします。
青蓋は使用せずシリコンストレッチを被せ真中に穴をあけました。ここに排水ホースを通します。
排水を捨てる際は、青蓋を閉めて運ぶので、水が漏れないように青蓋は加工しません。
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ビニールホースを40cmくらいの長さでカットしました。この状態で給水ポンプに差し込んだらホースがカールしてしまい水の残量がタンクの1/3くらいまで減ると上手く吸い上げる事が出来ませんでした。
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そこでポンプに付属していた黒いフィルタを取り付けたら、タンクの水が残り少なくなっても吸い上げる事が出来ました。
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シンクの裏に排水ホースを接続します。22cmくらいにカットしました。
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鏡を取り付けようと思います。鏡があった方が朝起きて顔を洗った後、髭を剃ったり寝癖を直すのにいいと思ったので… 何か衝撃が加わったも割れないようにアクリル製の鏡を購入しました。
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ダイソーで購入した木材を76mmの長さでカットし、両面テープを貼り付け、蓋の底面に取り付けました。
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顔を洗う時のアイテムとして、折りたたみ式の洗面器を購入しました。これだったら顔を洗っても水滴が周りに飛び散らないと思います。
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収納時はこのようになります。白いL字状の部品が飛び出していますが、上蓋の底面が逃げているので干渉しません。
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製作を終えて概ね満足しています。不満点をあげるとするとミニミニシンクの底面がフラット形状なので水切れが悪く写真のように水が残ってしまう事です。まあ、許容範囲ですが…
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