![[多機能メーター製作]クロックモジュール搭載 [多機能メーター製作]クロックモジュール搭載](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/045/111/802/45111802/p1m.jpg?ct=3aab03bbdc97)
Amazonで注文していたクロックモジュールが到着しました。ここまでkeystudioのクロックモジュールで動作テストをしていましたが、モジュールに搭載されているボタン電池が電池切れを起こしており、この電池が交換できないようだったので新たに購入した次第です。3個で1010円とかなり安かったです。ボタン電池も合わせて購入。
今回購入したクロックモジュールにも同様にDS3231が搭載されています。このDS3232には水晶発振子とMEMS発振子の2タイプがあり、クロックの精度に違いがあるそうです。水晶発振子は±2ppm、MEMS発振子は±5ppmの精度です。購入したクロックモジュールの捺印を見ると、DS3231Mと末尾にMが付ついており、これはMEMS振動子タイプであること意味しています。ちなみにMEMS振動子の±5ppmというのは1ヶ月あたり12.96secの誤差ということらしいです。この程度であれば使用するには十分だと思います。
裏面にはボタン電池用のケースがついています。このクロックモジュールは充電電池LIR2032専用であり、充電式ではない普通の電池CR2032を装着すると危険な模様。普通の電池を使いたい場合は、基板改造が必要だそうです。電池交換の手間を考え、今回は充電電池を使うことにしました。
シールドに実装した様子です。クロックモジュールに高さがありNucleoボードと干渉したため、ボタン電池ケースを取り外してシールド基板に直接取り付けました。
自宅の電波時計の温度計と、電源ON直後のDS3231の内蔵温度計の測定値を比較してみました。電波時計の温度計が22.4℃、DS3231の温度計が23.5℃という結果であり、約1℃の温度差があります。そもそも電波時計の温度計が正確かは分かりませんが、DS3231のスペック上は誤差±が3℃なのでこんなもんでしょう。電源ONからさらに放置すると温度がどんどん上昇していきます。この温度変化をセンサーで捉え、クロックの発振誤差を補正してくれているということなんでしょう。気温センサーとして使用することを考えていましたが、30分で約4℃も変化するならちょっと使いづらそうです。基板の異常発熱監視用のセンサーとして使用したいと思います。
ブログ一覧 |
多機能メーター製作 | 趣味
Posted at
2021/05/15 20:27:30