
乗ってから全然書けてなかったので、今更ですが残しておきます。
第一印象は…軽い!ハイギヤードだからめちゃくちゃキビキビしてるわけではありませんが、燃費に効きそうな軽さでした!ヴェゼルがどっしりしているので、尚更でしょうか。
年式が新しいからなのか、シャトルの特性なのか、クラッチがヴェゼルと比べてガツっと繋がります。だいぶダイレクトでした。好きです。付き合って下さい。
ドアはヴェゼルより軽くペラペラです。ヴェゼルのような「ヴォフ!」っと密閉性の高さはなく、「バチン」と閉まります。ドア周りに関してはどう頑張ってもヴェゼルの完成度に勝てっこありません。5ナンバーの中ではまだ良い方かもしれませんが、ヴェゼルが圧倒的すぎて、シャトルに対する期待値が高かった分、幻滅度も高かったです。乗り込んで最初に幻滅した箇所です。
前後のシートを繋げられるようにするためか、シートバックの高さが不足気味で、肩甲骨辺りの形状が不自然で、肩から起こされてるイメージです。手足のポジションは取りやすかったですけどね。肩周りだけ不自然。ヴェゼルも2018年MC前まではこの形状でしたが、後期型となってからはがっちりとした座り心地の設計になりました。
ヴェゼルとシャトル、同じXグレードでもこちらは標準でコンビシート。ファブリック部がちょっとモフっていて夏は暑そうですが、パット見の上質感はこちら。若干ネイビーなカラーリングも好みです。でもやっぱり見た目だけじゃダメなんだよなぁ…
スポーツペダルも見た目はめちゃくちゃ好きなんですが、ゴムが靴にガッツリ噛みすぎて、ペダル操作がちょっとガサツになります。
車両視界はおおむね良好ですが、ボンネットが1ミリも見えないのとミラー周りの視界がショボいのが不満でした。フィット3と同じ形状のミラーって外観デカそうなのに、鏡自体は面積ちっちゃいんですよね。変にボディに近いですし。ヴェゼルも左ミラーの鏡の形状は変ですが、面積広いので割と安心なんですよね。
シャトルの最大のウリである後ろ半分ですが、スペースとアレンジ性、実用性の3点セットで最つよすぎて3ナンバーでも割とデカめのクルマでなければ土俵にもあがれません。タイヤハウスの部分だけ狭いですが、それでも身長177cmの私が寝返り打てるくらいには広いです。シートバック部分はあぐらかいても
頭はつきませんが、四駆のデフの都合でCピラーより後ろはさすがに首傾げないと無理です。この点だけはヴェゼルと同じです。全長が4.4m超えるのとリアハッチがデカすぎて、自分の車庫の中では完全には開けられないというのが、強引に挙げる自分なりの欠点でしょうか。それくらいしかケチのつけようがありません。次のクルマ見つけるのが大変そうです。
外観はスマートさとヤンチャさを共存させており、特にリア周りは5ナンバー車では屈指のデザインではないでしょうか。スモールの光らせ方がダントツで切れ長でもはや芸術品かもしれません。結婚してください。
実はシャトル、i−DCD車屈指でSoC表示がトンチンカンです。タイムラグが酷すぎます。20秒くらい後出しジャンケンです。充放電制御モニターそのものは問題ないのですが、SoC残量表示が関わる制御はタイムラグ健在です。例えば通常であればSoC残量が3/6のまま停止すればエンジンは掛かりませんが、シャトルの場合は3/6で停止から数秒経って2/6に減ってエンジン始動することがしばしばあります。さすがに致命傷です。それでもこの時期で実燃費20km/L近くの燃費で走っているので、十分と言えば十分ですが、i−DCDの醍醐味の1つでもある燃費ドライブテクニックが無下にされるのはとてもとてもしんどいです。
実際に見て触れて運転した中でも、装備の種類や質だけで言えば、安くてもヴェゼルに勝るとも劣らないものがいくつもあってとても魅力的ですが、自分の中で期待値がダントツに高かった分、クルマとしての完成度で言えば、意外と目立つ穴がそこら中にありました。
シャトルの魅力と需要と期待に負けないヴェゼルの実力を実感した1日でした!
対戦ありがとうございました!
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2024/11/29 00:34:31