
ジャングルグリーンのジムニーに乗るようになってからと云うもの、オリーブドラブに塗られた物が好きになって来た。
家にいる時間が長くなった。屋根のある作業場を作ったついでに、庭の端で雨に打たれて朽ちかけていた収納ラックを作り直す事にした。

L字アングルと耐水コンパネ、そして屋根に波板を使用。この波板 フランス製で紙素材をアスファルトなどで練って成型してるらしい。加工は鋏でも切れるが耐衝撃性と耐水性は充分なのだそうだ。
耐水コンパネの黄色とアングルの黒の対比が面白かったのだが、あまりにも目立ち過ぎるので、

webでペンキのオリーブドラブ色の調合を調べて刷毛で塗装。
因みに

アサヒペン 多用途水性ペンキ(dcmブランド)
若草色 6 : こげ茶 4 で なかなか良い感じのオリーブドラブ色が作れた。
塗った瞬間はちょっと白っぽいかな と感じたのだが乾くと深い色に変わってくる。
オリーブドラブと呼ばれる色はご存知の通り各国の軍隊の装備で広く用いられてる。色あいを数値化したマンセル値や16進色コードで呼称に対した基準となる色が定められてはいるが、同じ呼称でも各国の軍隊や年代によっても色あいや調合方法に かなり幅がある。また同じ色調でも艶有り/マットでもまったく印象が変わってくる。
因みに陸上自衛隊でのOD色はマンセル値で表すと7.5Y3/1の色が指定されていて、またちょっと違う色。
ラックの前面には オリーブドラブのカラーシートをパイプスライド式にして扉とした。
ラックの側面下部には雨垂れを避ける為に張った屋根材の波板がまるでルーバーの様に見えて、それが何だか 野戦便所 みたいな雰囲気になってしまった・・

しっかり土間コンも打ったので 多少重い物を収納しても大丈夫。 と思う。
Posted at 2020/05/13 15:19:34 | |
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