JB64「ジム兄ちゃん」は退院したものの…。

　左側前輪1本だけタイヤの外側が僅かな走行距離で丸坊主になってしまった件(9月1日ブログに投稿)でスズキ正規代理店に入院していた「ジム兄ちゃん」が帰ってきました。
　新車から5,000km毎にタイヤローテーションを実施、27,000Km走行して来て問題がなかったところ、エア圧も正常なのに数百km走行の中で急に発生したことなので、原因究明をして対処するようにお願いしていました。
　私はオフ走行をしませんし、輪止めに当てない、歩道通過でさえできる限り直角に低速で乗り上げることが身についており、アライメントが崩れるような乱暴な運転はしません。
　スペアを含む他の4本のタイヤは均一に摩耗しています。
　ですから、「タイロッドの左前のボルトだけが緩んだりしたのではないか」と入庫の際に整備士に話しておきました。
　タイロッド調整ならば1時間もあればできる筈なのに預かり入庫となって5日も経つのに連絡がないので、何か構造的に問題でも発見されたのかと様子を聞こうと電話しましたところ、予想していなかった回答が返ってきました。
　「整備は完了しておりますのでご来店下さい。原因がわからずメーカーに問い合わせたところ、前輪タイヤの外側が偏摩耗する場合がある(昨年11月付の画像文書)ので、メーカーの指示どおりに対処しました。」というのです。
　整備完了連絡の電話がないことも不満なのですが、それでは2年半タイヤが無事に走ってきたことに説明がつかず納得がいかないうえに、整備代金を受け取りません。
　製造過程での締め付け不足やタイロッドに強度不足などの問題があったということならば納得できるのですが、そういうことには触れません。
　もしメーカーが不具合を認めるならばバランス的に左右タイヤ2本の弁済を求めたいとも一瞬思いましたが、争いごとは心身のために良くないので思い留まりました。
　これまで無事だった反対側の前輪タイヤは今後どうなるのかということにもなります。
　今ひとつ納得がいかない結末で疑心暗鬼になりました。
　オルタネーター(発電機)からの大きな異音が出て無償交換も経験しましたが、50年の歴史を有する唯一無比の本格四駆ジムニーの脚回りであっても、こんなものなのかと少し残念な思いがしたのであります。
　整備受取後の様子は、直進性には問題なく少しハンドルが重くなったかもしれないと感じる程度の変化です。
　X字タイヤローテーションをやって暫く各タイヤの接地具合いの変化を見ることにします。
　

JB64Wユーザーの皆さん！　純正タイヤで前輪外側偏摩耗が発生しましたらスズキのお店にお早めに！