キャンバストップお色直し

500Cを買ったときから幌の色褪せと汚れが気になっていたので、お色直しをします。
オリジナルの色が褪せてしまってグレー系のハズがカーキのような色になっちゃっているので、思い切って明るめのサンドベージュにしてみます。
使うのは染めQサンドベージュ、染めQベースコート、シリコンオフです。
マスカーは1mの長いやつと55cmの普通のやつを用意しました。

事前に洗車を済ませ、幌が乾いた状態で作業に入ります。
まずはルーフスポイラーを外します。
内張はマジックファスナーでとまっているのですが、角のところが挟み込んであるので、角からそーっと折らないように下側を外してからベリベリっと剥がします。

スポイラーを外す前にハイマウントストップランプのコネクタを外します。
コネクタは内張を剥がしたところの右側にあります。
コネクタのロックが奥側にあるので、フレームにはめ込まれている連結部分をエイヤっと引っこ抜いてから外します。
ケーブルはタイラップでとまっているので、タイラップは切っちゃいましょう。

ネジ4ヶ所を外してスポイラーを外します。写真は２か所しか写ってませんが、並びにあと2つあります。
一人で作業する場合は、ネジ(もちろんトルクス)を緩めてからハーフオープンにして、片手で押さえながら外すという感じになるのですが、外で押さえてもらう人がいたほうが安全です。
スポイラーを外したところは汚れがたまってたりするので、必要に応じてお掃除しましょう。

次は塗装面以外のマスキングです。
周囲はマスカーでバサッとマスキングします。風でパタパタしないように、したもある程度は押さえておきます。
リアウィンドウやスポイラーのネジ穴等はマスキングテープを使っていきます。

次は塗装面の脱脂なのですが、念のためコロコロで塗装面に付着したゴミをとり、その後シリコンオフで塗装面の脱脂をします。
コーティングとかが残っていると塗料がのらなくなるので、ここはしっかりやります。
(スイマセン、写真ないです)

ようやく塗装にはいるのですが、今回は明るめの色にカラーチェンジするので、まずはベースコートを吹いていきます。
キャンバス地への塗装は初めてなのですが、樹脂や金属より塗装がのりにくいようで、大きいスプレー2本でここまでにしかなりませんでした。
この後もう1本吹いたのですが、ベースコートの色はあまり出ませんでした。
この時点でヤバい臭いがプンプンです。

とりあえずベースコートを3本吹いて乾燥させたあとサンドベージュのカラーを吹いていくのですが、大きいスプレー3本使ってもムラだらけてキレイに全然色がでません。
なんか砂で汚れただけみたい…
やはりライトカラーにチェンジは無謀だったのか…

追加で買った4本をふいてみましたが、ライトカラーだと、光の反射でムラが目立つのと、劣化して毛羽立ちした幌だと素人作業がモロバレの状態にしかなりませんでした。
上手い人がやればキレイにできると思いますが、染めQ初心者のワタシにはハードルが高かったみたいです。
次はもっと濃い色でリベンジかな。

これ以上やってもドツボにハマりそうなので、今回はここまで。
コーティングして、スポイラーつけて、今日はこのくらいで勘弁してやるって感じで完成。

普通にやれば1日で終わる作業なのですが、染めQの買い足しが必要になってしまったので、2日かかってしまいました。

あと、猛暑日の作業だったのですが、青空塗装にはちょっと厳しかったです。
でも春秋は走りに行きたくなってしまうので、夏冬に作業しがちになってしまいます。

オマケ
元の幌の色はこんな感じでした。