クランク スラストガタ調整
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
エンジン搭載の前にやり残したことを
潰していきます。
エンジンスタンドから降ろしてクランクシャフトのガタ調整をします。
まずはエンジンスタンドごと作業部屋から引っ張り出します。
幅がギリギリです。
2
用意したチェーンブロックでエンジンをつります。(道具ばかり増えます)
そして自作したホワイトドーリーに
エンジンを乗っけます。
3
このエンジンに元々ついていた3枚のシムです。
整備書を参考にすると0.24㎜が2枚と0.3㎜が1枚の様です。
4
まず0.24㎜のシム2枚を入れてフライホイールを仮組します。
この状態での前後のガタをダイヤルゲージで測定し、残りのシムを決めます。
測定の結果、ガタは0.3㎜程度でした。
整備書によると最終的なガタは0.1㎜にすることと記載されています。
残っていた0.3㎜のシムを組み込むとガタが0になってしまいNGです。
0.2㎜のシムがあれば良いのですが、そもそも0.2㎜の設定は無いようです。
仕方がないのでもう一台のエンジンから0.24㎜のシムを取り出して組み込みます。計算上は0.05㎜程度のガタになる予定です。
5
本組み前にフライホイール側のOリングを交換します。
6
シムを追加したら、エンジン側にオイルシールを打ち込みます。
7
リングギヤを固定して36㎜のグランドナットを締め込みます。
規定トルクは35kg-mですが、トルクマイスターでは1/9となるため3.9kg-mで締めます。
このあと、ダイヤルゲージをセットしてガタを測定しました。大体0.05くらいでした。
8
フライホイールを取り付けたら、クラッチとクラッチカバーを取り付けます。
センター出しのジグですが、プラスチック製で安かったので購入しました。
9
クランクシャフトのガタ調整、フライホイール、クラッチ、クラッチカバーの取付け完了です。
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