※これは誰にでも起こりうることです※
皆さまに是非読んでいただきたいブログ記事です。
非接触事故は通常の事故よりはヤヤコシイです。
今後の皆様の何かのご参考になるかもしれません。
これは車の場合も同じです。
A車の気分になって想像してみてください。
脇道から車が飛び出てきたとします。
こちらが優先で直進のA車だったとします。
あなたならどうするでしょうか。
本能的に接触を避けようと右にハンドルを切りますよね。
結果B車は接触を免れて、A車だったあなたは右方向に車をぶつけた。
そしてB車の主張は、A車が勝手にぶつかったんだ。
俺は悪くないと(;´・ω・)
これはB車が誘因した事故であるため、「誘因事故」となります。
過去の判例では2:8や15%:85%等相手方に非がある事故となります。
ただしここで問題となってくることがあります。
問題その①
飛び出してきたB車が無傷のまま素通り。
そのまま現場を去っていくことが多々あり、
警察の話では特に高齢者に多いのですが、
接触していない事故なので俺は悪くないと主張するケースが多いらしいです。
問題その②
任意保険関連のお話。
コレはヤバいです。本当に。
被害者が八方塞がりになる可能性があるので、皆さんに是非知って欲しい事柄です。
非接触事故と接触事故の場合は、大きく状況が異なってきます。
接触事故の場合、相手方との示談交渉や相手保険会社との過失割合の決定から、
連絡に至るまで、保険会社の示談代行サービス等があり、
代行していただいた場合、被害者の様々な負担が軽減されます。
なんと非接触事故で相手に物損やケガがない場合、
この示談代行サービスが使えないのです。
私自身もそこのところは詳しくは理解していないのですが、
相手に物損やケガがあった場合のみ、法律上もこの示談代行サービスも使うことができ、
相手に物損やケガが無かった場合に相手方に交渉した場合は、
保険会社は非弁行為として相手方と交渉することができなくなるらしいです。
ちなみに自賠責保険などは役にたちませんからね。
自賠責保険は相手のケガに対する補償ですからねぇ。
今回相手は当然ですがケガなどしていません。
インド人の主張は俺は悪くないwwww
一方でドラレコ映像を見た警察の見解は、この事故は誘因事故にあたる。
ということになれば、私は自分で相手方に交渉にあたることになってしまう。
インド人は俺は悪くない。よって自分の保険会社に連絡もしないと(爆)
さーて。
こうなってくるとややこしい。
そして通勤中の事故の場合は、労災保険を通じて相手方との連絡をすることが
できるらしいです。
会社に申請して、労災保険の担当者に相手方との交渉をお願いする。
しかし私のような自営業者の場合は労災保険すらないのです。
普通に相手方が、自分が加入している任意保険の会社に連絡の一本さえしてくれれば、
相手の任意保険の会社から私に電話があるだけの話。
しかしインド人は自分は悪くないの一点ばりwww
自分の保険会社に連絡もしないし。。
相手の任意保険の会社すらわからない。
どうやら私の任意保険の会社と相手方の任意保険の会社が同じ会社である。
そこまでは突き止めたwww
しかし、相手方からの事故の報告が無い限りは保険会社としても、
勝手に動くわけにもいかないそうな。
そりゃそうか(笑)
だがしかし。
こんなことで心が折れるワタシではなーい。
ゴネ得も逃げ得も絶対に許さなーい!
相手に車の修理費と、ケガの治療費を直接請求するしかないのか?www
こんな相手は逃げ得、ゴネ得なヤツだからね。
損害賠償請求がきても無視してやり過ごすに決まってますよね。
そりゃそうですよね。
じゃどうすりゃいいんだ。
そこで登場するのが任意保険の弁護士特約だ。
弁護士を通じて相手方に損害賠償請求をする。
弁護士を通じた損害賠償請求を無視した場合、
弁護士は相手方に訴訟を提起する。
応じた場合は相手方との示談書をまとめる形になる。
もちろん相手方としては、せっかく保険に入っているのに、
相手方に自腹でお金を払いたくはないので、
当然任意保険に事故報告をすればいい話だ。
しかし相手はカタコト日本語のインド人。
もう一点。
行政処分を一旦保留にしておく。人身事故にあたるが、一旦人身事故にするかどうか保留にしている。
人身事故の場合、相手方が反則点数と反則金を食らうことになる。
こちらの心象としても、相手方が真摯に対応し、
真摯に謝罪し、治療費も保険から下り、
人身事故にしないで欲しいと懇願されれば。
人間ですからね。
後遺障害等が生じる可能性のない軽いケガなら、
穏便に済ませてやろうという気持ちも働くものだ。
(一方で相手を処罰しなければ第二第三の被害者で出たら嫌だな
という思いもある。)
しかし、今回の事故の場合は私は怒り心頭www
交渉のカードとして残しておくこととする。
実は私が加入している任意保険の会社も
おそらく言ってはいけないことだろうけどwww
そう言ったwww
ドライブレコーダーと弁護士特約は必須です。
まだの人は今すぐドライブレコーダーの装着と保険の見直しを!!!
もし加害者になってしまった場合。
逃げ得やゴネ得などありません。
大人として適正な対処を。
昨年末の調査で、ドライブレコーダーの装着率は
近畿圏で約58%。
半数以上の確率で相手方に記録されていることになる。
接触しなかったといって、その場を立ち去った場合、
救護措置義務違反、または危険防止義務違反として5年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せらることと成り得る。
Posted at 2020/08/19 14:46:06 | |
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