
『なまら蝦夷』とは、北海道を旅する「旅人」のためのバイブルです。
ふつうの「観光客」のためのガイド本(るるぶ等)ではありません(-_-)
では、「旅人」と「観光客」の違いはなにか・・・
う~ん、明確な切り分けと説明が難しいですね。
旅人=先々の予定を立てない、行き当たりばったり。
観光客=往復の交通手段と宿は、事前に確保済み。
大まかな違いはこんな感じかと。
何となくイメージは分かっていただけると思います。
この『なまら蝦夷』、執筆は元北海道の旅人から、旅人向けの宿(格安・二食付き・男女別相部屋)のオーナーになった人達。
なので、このバイブルには旅人が好みそうな地元の情報が細かく書かれています。
最近、みんカラのお友達になった、旅人の
“yukiさん”がリアルタイムに北海道を旅しているため(本当の旅)、何か参考になりそうな情報はないか~と、数年ぶりに本棚から引っ張りだしてきました。
yukiさんのブログと、このバイブルを見ているだけで、道内を旅している気分にさせてくれます♪
やばいっ、また「旅」をしたくなってきた。
礼文島に行きて~
8時間コース(スコトン岬から地蔵岩まで)歩きて~
最後にバイブルを買ったのは…、5年前に発行された「5号」
子供が産まれてから、旅していなかったもんな~
8月末に行った北海道旅行(子供付き)は、「旅」じゃないし…(旅行代理店のパックツアーです)
そして、久しぶりに『なまら蝦夷』のサイトへアクセス。
今は「7号」まで来ているのね。
amazomでも買えるらしい…、買わなくちゃだわ!
この買い方は「邪道」だけど…
自分が持っているバックナンバーは、創刊号から5号まで。
なまら蝦夷_1 posted by
(C)むい
この幻の「創刊号」が、なにやら「なまら蝦夷マニア」の中では話題になっているらしい…
記念すべき第一号であると共に、バックナンバーは完売しているからね。
なまら蝦夷_2 posted by
(C)むい
しかも、すべて手書きの文章と図解。
暖かさを感じます。
なまら蝦夷_3 posted by
(C)むい
高く売れるか、でも売らない。
礼文島に行きたい…(ぼそっ)
それにしても…、北海道の開発は、年々着々と進んでおり、最初に訪れた18年前に比べると都市部は近代化して便利になりました。
駅舎や空港もすっかり綺麗になっています。
それと連動して、自然の景色を観光の目玉にしていた地域も発展を遂げ、「観光客」向けの「観光地」として、確立しつつあります。(倒産した失敗例も多々あり)
しかし一部の「旅人」としては…、ちょっと寂しい。
便利になるということは、自然の景観に人工の建造物が増えるということ。
北海道に行く理由は、普段の生活では絶対に見られない景色とか不便さを味わうため。
それがなくなると、行く意味がなくなる。
北海道の大自然は、長い年月をかけて自然環境が作ったものだけど、人間の手で変わるのはあっと言う間。
自分が知っている18年間でこれだけ変わるのなら、50年後の北海道はどうなるのか。
地元の方の生活(雇用の確保も含め)を考えれば、この考え方はエゴなのだろうけど、同じように自然の景観を売り物にしているスイスは見事に両立させて成功している。
以前、旅したとき、ホントにこの国は凄いと思った。
北海道の地元の議員さん達も『視察』と言う名の「公費」を使った「慰安旅行」に行く機会があると思うけど、是非とも諸外国の成功例を吸収して、地元のために生かして欲しいな。
ね、自○党の中川さん♪
(中川家の「生誕の地の碑」を広尾で見たよ)
などと、少数派の意見をぶつぶつ述べてみました。
さて、寝ますか(-_-)
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Posted at
2009/09/17 21:04:39