今回の豪雨により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
そんなところで夏休みを控える中、個人的にどうもなにか「むずがゆい」。
当初はどこかテン泊山行と思っていた3連休ですが、急遽夏休みを加え京都へ行ってきました。
個人的にはゆかりのない土地ですが、福知山がその段階で県外からの人員を受け入れ、かつ駐車場が公的に確保できるというのが行先決定の理由。
今回の豪雨被害は多方面に渡っており、被害がもっとも甚大と思われる広島・岡山・愛媛あたりはその時点でシロウトが行ける段階ではない場所も多い。
家からだと片道550km・・・暑いし遠いな・・・
交通費もかかるので、その分を義捐金に回したほうが実効性はあると思うのですが、それでは解決できない「むずがゆさ」。
それに自分の目で見たことを家族や友人・同僚などに話すことで、何かアクションのキッカケになるかもしれないし・・・まぁ完全に自己満足です。
こういうところに書き込むことで承認欲求と言われようが、それでもキッカケになればエエと思います。
出っ張った腹が少しでも引っ込めば尚更。
金曜午後に福知山のボラセンに入り、翌日からの作業の情報をとりますが、新規受け入れをするが未定とのこと。
事前に電話でやり取りした際は大丈夫とのことでしたが、やはり県外受入れをいち早く表明していたため人員が集中したよう。
隣接の綾部を紹介いただき、活動は綾部で行うことになりました。
以前から水害も多い地域ですが、パッと見は平穏な日常そのもの。レジャーで憩われている方もたくさんいます。
ただ所々で水害の爪痕が如実に目に入ります。
自分の家がこうなってしまったら途方に暮れるしか。。。
おまけにこの猛暑。被災された方々は将来への不安も含め心身ともにダメージを負われてますが、それでもいい意味で“開き直り”を感じます。
生きるってこういうことなんかな。
とにかく今は目の前にある泥を排出する作業に没頭します。
休日なので連日団体さんも含め300人以上の人員となりました。
最近大きな災害が多いと感じますが、今回訪れた綾部・福知山に限らずできることはしていきたいし、アクションを起こす人が少しでも増えることも期待したいなぁ。「人の為ならず」ですわ。
ちなみにさまざまな災害ボランティアで、現地で活動するのにほぼ必須なのがボランティア活動保険。
これに事前の加入手続きが面倒で、意外と実践のハードルになってる気が・・・
(現地のセンターでは簡単に加入できるんですが、大変な状況で人手を煩わさせるよりはできれば事前加入したいところ)
この時代にネット申込み・カード決済できないのは何やら既得権益でも?と勘ぐってしまいます。
そんな思うこともありますが、これまでまったくゆかりのない綾部で少しの時間でしたが地元の方との触れ合いもできました。また新しい交流もできました。
キッカケはアレでしたが、こういった出会いはやっぱりいいもんです。
ゆかりのない地にゆかりができました。
由良川。増水の痕が見てとれます。
宿でお世話になった「里山ねっとあやべ」さん。閉校した小学校の施設を活用しています。
宿泊は「幸喜山荘」で。エアコンはありませんが風が抜け明け方は寒いくらい。
土曜から作業に入ります。綾部市の災害ボランティアセンター。
土日は黒谷地区へ。
沢沿いの集落で沢の増水、裏山からの土砂流入などの被害。
とにかく猛暑との闘い。連日4Lほど水分摂ってもトイレに行かないで済む汗のかき様です。
なかなかハードな現場でした。
2日目に入ったお宅。許可いただき撮影。
床下の泥を排出。
連日300人超の方が集まりました。
3日目は井根地区。
だんだん泥だらけにならないと気が済まなくなる???
後ろ髪引かれますが今日で離れます。滞在中いろいろお世話になったMさんと・・・
■綾部市災害ボランティアセンター
http://www.ayabe-vc.net/
http://ayabe-shakyo.or.jp/volunteer.html
■里山ねっとあやべ
https://ayabesatoyama.net/
■イドロ・ジャパン ※土日の現場のリーダーはここのR氏(日本語堪能)
https://www.facebook.com/pg/%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%91%E3%83%B3%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E7%81%BD%E5%AE%B3%E6%94%AF%E6%8F%B4%E6%A9%9F%E6%A7%8B%E6%97%A5%E6%9C%AC-118317718248118/about/?ref=page_internal
Posted at 2018/07/17 23:17:30 | |
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