2020年03月14日
乗り心地って人によって大きく表現が違います。
競技車両のような煩い車に乗りなれた人が基準になれば大抵の車は静かという感じ。
情報集めるときにWeb上では数字やモノサシを提示すれば良いのに大抵ないことが多い。
そこで、参考になればとモノサシ(3Gセンサー)でのビルシュタインダンパーとカヤバダンパーの違い。
また自身の感想(備忘録)を記します。
その前に経緯。
Wrx s4購入するときに長距離走るのでまろやかと噂のカヤバダンパーを選ぼうとGTを中古購入したら、ビルシュタインダンパーだった(試乗なんて今どきないので購入後気付く)。
購入直後の走行で純正タイヤの煩さに辟易して、少なくとも1日600km長距離運転したら、運転終了後2~3日疲労感に悩まされるレベルだったので、すぐにig6 スタッドレスタイヤ 215/55R17に変更(まだ時期的にスタッドレスだったので)。
煩さがマイルドな一般車並みになる。ただし扁平率55にしても国道の立体交差の継ぎ目の少し大きいレベルではドシン!と瞬間的にお尻に衝撃があるレベル。
〉〉〉ここで本題のモノサシ
セルスター工業のCS-91FH(ドラレコ)のイベント(衝撃)録画の3Gセンサー標準が道路継ぎ目(荒い道路)では場所によって常時作動する(再現性あり)のが、ビルシュタインダンパーでした。
同じところをカヤバダンパーで走るとイベント(衝撃)録画は発生しません。
衝撃薄い。
〉〉〉以上モノサシ終わり。
ここから普通の感想文です。
ビルシュタインダンパーでも600km長距離走行は215/55R17装着すれば疲労感的にはアイサイトのクルーズを使用すれば、翌日に疲労を残すことはありませんでした。
ただ、継ぎ目など跳ねるのでタイヤと路面の接地性は乏しいです。
私は接地性が少ないサスは緊急時コントロール効かないイメージが頭をよぎるので怖く、カヤバダンパー(F型卸し)をアウトレット購入(1万円)で装着しました。
扁平55とカヤバダンパーだと国道などの継ぎ目では衝撃が柔らかく、マイルドな一般車両の乗り心地で、荒い道路含め いなすようになりますが、一部の道路では上下動がビルシュタインダンパーと比較すれば発生するので其処は好ましくないが穏やかな乗り心地を求める領域の違いなので、いいとこ取りは出来ないのでしょうがない。
(個人的な総括)
40km/h速度近辺のみでの道路で少し波を打つようなアスファルトの場合、ビルシュタインダンパーの方が川に投げる跳ね石(水切り)のように上下の変化が少なく乗り味少し気付ける程度では良い。ただし継ぎ目等は衝撃が一般車両に比べるあるし、上下動がないのは接地性が悪いだけなので、一長一短です。
また限界付近の挙動がカヤバに比べて捉えにくい。
1回の走行距離が100km程度だと、低扁平でも疲労も1日で取れるだろうし問題ないかもしれません(私のような老人はきついと思います)
。
サーキット云々の向き不向きは正直関係ないと思っている。
なぜなら、ガチにやるなら車両自体選ばないし、タイムを至上主義とするならビルシュタインもカヤバもアドバンテージとならないので。
カヤバダンパーはS4を選んだ大半の嗜好、速くて乗り味良い(プレミアムスポーツ)に沿っていると思う。継ぎ目での衝撃も一般車両並みと落ち着いており、ギャップもない。ただし、挙動変化の判りやすい車両を好まない場合、特に選択する必要もない。
高速道路は性能上はどちらも差はない(ほぼ単純にヨーモーメントが判りやすいかどうかだけ) 性能差 云々はタイヤの銘柄選びの方が大きいと思います。
最後に私は現在、長距離運転を如何に速い車で楽しめるか(疲労がないか)が命題なので、その命題に沿った感想になりやすいので書き留めておきます。
…夏タイヤ購入しました(3月発売のDunlop ve304 215/55R17)
4月に入ったら変更予定。
Posted at 2020/03/29 14:48:06 | |
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