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2022年07月01日 イイね!

LSD選び方( WRX S4 )

LSD選び方( WRX S4 )下記で記載する備忘録

⓪経緯
①スバルのデフ玉の規格
②純正流用で交換可能性のあるデフ玉
③LSDの種類選択
④ 2way 1.5way 1way どれ?
⑤ 結局選んだLSDは?



⓪経緯
前回の冬季期間で、雪上高速走行での経験ですが、超大型トラックが安定した直進安定性をキープしていたが、それに合わせた速度を出すとWRX S4はかなりの低ミュー路で車両が浮いてしまい、原因は重量差と理解していますが次回雪上走行でクリアしたくLSD検討での知りえたことや知っていたことを総括備忘録。
※WRX S4の限界は高く軽量車両は全然ついてこれずでの上記対比記載。

① スバルのデフ玉の規格
 ・過去のスバルは大別して2つのデフ玉規格がある。
 ・R180の中型(主にMTのWRXとか) R160の小型(古いMTやCVT等) 2種類。
 ・サーキット遊びをする方はデフブロー回避でR160からR180へ交換することもある。
 ・R180化:ドライブシャフトやナックル等交換や適合確認も必要でファイナルギアも合わせる必要あり(WRX S4 は、37:1)
 ・BRZ流用はトヨタ系R200で使用できない。
 ・WRX S4で、アプライドF以降は R167 と規格が違う。

② 純正流用で交換可能性のあるデフ玉
  ・WRX S4のA~Dは、R160 としてGC8などに装着されているビスカスLSD、シュアトラックLSDの2種類が可能性あり(詳細は不明だが交換例あり)。
  ・WRX STIに使用されるトルセンLSDはR180はドラシャなどもろもろ交換が必須で金銭的ハードルが高すぎる。

③ LSDの種類選択(個人嗜好での選択)
  嗜好としてはメンテしたくない、うるさくない、雪上性能上昇(一番重要)、速いにこしたことはない。

・ビスカスLSD…雪道有効系、シャーベット道路では良いと思われるがもう少し効いてても良いかと思う。

・シュアトラックLSD…雪道普通なるも効きは自然で良い、トルセンLSDと同系統。

・機械式LSD…本来雪道有効系なるもイニシャルトルク等効かせすぎると雪道最悪選択になるし、その他車両へ弊害が多すぎ。

【予算】でいえば、ビスカス 中古5000円程度、中古シュアトラック8000円程度、機械式 10万円~18万円程度となるので、ビスカスかシュアトラックが良いですね(メンテフリーと銘打ちしているし)。

 ④ 2way 1.5way 1way どれ?
   WRX S4なら、宣伝に踊らされる思い込み満足を除外すれば断然実益、1Way。本来、前輪に1Wayを入れて強烈に引っ張れるなら2Way、1.5Wayも良いかもしれませんが、S4はリアしか導入できないので、2Way,1.5Wayを入れると曲がりにくいではなく1Wayや純正比、物理で曲がらない。

例えば高速道路で障害物回避する場合、オープンデフや1Wayはおおよそ、旋回開始から4mの距離程度(車両全長1台分ぐらい)で隣の走行路に避けれるが、2Wayなら8m以上必要。1.5Wayはその半分。

しかも、アクセルオフも効く2way&1.5Wayは低ミュー路だとイニシャルトルクが高いほど、常時デフロック状態でテールが左右振れます。雪道で多用するアクセルオンオフでの舵角調整は不可(アクセル開度でスピンは可能)。

関越道の湯沢近辺で横転している車両でLSD入れてイニシャルバキバキの2Wayがこれになっているのがあります(レヴォーグで実際、横転した知人からも聞いたが、アクセルオフでも常時リアが左右に振れて(≒デフロックし続ける)、そのあとフロント破綻で横転。何も出来なかったとのこと…正常な強イニシャルトルク2Way反応)。

私も過去の車両でサーキット遊びをしていたときに2Way玄人イメージで2Way入れましたがドリフトする訳でもなく、操舵の爽快感が損なわれ、サーキットでのライン選択肢も減って、緊急回避がしにくいと気分が大損した経験と高速道路で前を走っていた幌トラックから一斗缶が落ちてきて避けきれずに側面に当たった後悔から(純正or 1wayなら避けれた距離)。

急制動するときに安定すると当時騙されましたが、純正デフで急ブレーキしてもリアが揺れるなんてことがないS4は車両です(社外サス設定ミス原因はあるかも)。
※ホイールベース短い車両だと純正サスでもリア不安定は発生するがS4は違う。
WRX S4は車体性能が良いのでリアが安定しないということは140km/hで旋回中にブレーキを強く踏む等乱暴しない限りなくS4特性に合わない2Way推奨 煽りにもう騙されないぞとの考え(目的が高速ドリフトしたいとかなら別)。

 ⑤ 結局選んだLSDは?
 ビスカスorシュアトラックが(オーバーホール装着後)メンテナンスフリーで良いが雪上限界性能向上の最上を目指すなら回転数感応型でイニシャルトルクをタイヤ許容上限ギリギリに緩効き調整した機械式として選ぶことにしました。

クスコのハイブリッドデフがベストなのでしょうが、ギリギリを責めたいので、ベストからは外れて、Type RS SpecFでばねを装着総数2本に減らして緩効きだけどアクセル全開はフルロックへって面白いだろうと思ってぽちりましたが、納期長いので手元に届くのは数か月先です(思い描いたカタチにならず失敗する可能性あり)。

なお、機械式の経験歴は同一車両で2Way,1.5Way,1Way経験済み、カーボンも経験してあのぬる効きは魅惑的ですがあの値段出す気にならず。

最後に、タイヤの許容トルク以下にLSDトルクを合わせないとリアのみLSDはデメリットが多く発生するのは調べるほど色々出てくる。
Posted at 2022/07/02 08:10:46 | コメント(1) | トラックバック(0) | LSD | クルマ

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