
この車を購入して経験した、リアシェルフ(ハイマウントストップランプ)あたりからの異音/ビビリ音について一番安価かつ車両に優しい防止策が出来たので参考になればと私の考察も含め記載します。
症状としては走行するとリア側からガタガタ、ビビビと不快な音がします。
先人の知恵を借りようとWebで調べるとハイマウントストップランプの接続ケーブル(画像の中央で布巾に囲まれたケーブル)を引っ張て固定すれば音がしないというのを参考に最初してみました。
実施後に音がしなくなりましたが、走行しているうちにまた鳴るようになります。
引っ張るという対処に違和感を感じていましたが、引っ張るのはケーブルが鉄板に干渉して音がなるのを防止するのではなく、樹脂のたわみを強制的に防止するのが効果ではと考察し、ケーブルが異音の原因ではなく、リアシェルフ自体が走行振動によって振動音を発しているのが原因と推測いました。
ホームセンターでテーブルふきん6枚セット 250円を購入して、トランクを開いてリアシェルフの裏側からふきんを円を描くようにふさぎ(画像の通り)2枚ふきんを使用してふさいだところ、音は無くなりました。
考察として、カーメーカーはわざわざ音がなるような設計は当初しないはずですし、DRや初品検査、試走トライアルなどするだろうから、新車のときはならなくて、ある程度、青空駐車などしてリアシェルフの樹脂が紫外線で経年劣化をして収縮や、車両走行時の振動による痛み、ハウリングや軋みを起こしているのでは?という推測です。
なぜ、そういう考えに至ったかというと、リアシェルフの樹脂が横長で手で押すと、インパネ(インストルメントパネル)と比較して強度がない。
強度がないということは成型時に装着面の平面度を確保するのが非常に難しいので、さらに長ければ長いパーツほど、平面度確保が難しいわけですから、図面上の条件は緩いはずなので、緩い=精度がないパーツに導き出せます(それでも不良率30%は超えているのでは?)。
そのため、防振材をはったり、ケーブルを引っ張ったりしても異音が再発するのは、リアシェルフの樹脂の個体差によって意味がなくなる。
結局、リアシェルフの精度の個体差、経年劣化によるたわみを抑制できないからであり、たわみを抑制するようにふきんを支え(緩衝材)として鉄板と樹脂の間に挟むことによって解決するのではと思いました。ざっくり対策してから1万キロ以上走行していますが、この異音は皆無なので一番安価な対処だと思っていますし、リアシェルフの樹脂にこれ以上負担をかけないので良いと思いました。
※施工が雑なのはトランクを下から眺めないと見えないからで私の適当さです。
きれいに廻して施工すれば画像のようにはみ出すこともないと思います。
最後にこの車はリアトランクまわりの鉄板の厚みが薄く一番煩いのでデッドニングするときもリアトランクだけデッドニングすると普通のセダン並みに静かになるのでそちらの騒音とはこの内容は違いますのであしからず。
※このロードノイズも対処しましたがそれは気が向いたら記載します。
結論としては対処すれば、この音は無くなりますし、対策費も安価です。この車は走行面・安全性・など値段の割にとても良い車ですのでこういうちょっとした不満で良さがスポイルされるのはどうかと思い、記載してみました。
参考になれば幸いです。
Posted at 2020/11/02 21:24:16 | |
トラックバック(0) | クルマ