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2023年10月08日 イイね!

HKSレーシングプラグでWRX S4 エンジンブロー(1800円部品で120万円の修理費へ)

HKSレーシングプラグでWRX S4 エンジンブロー(1800円部品で120万円の修理費へ)2023年10月時点のHKSの公式見解も取得したので今後、安易に社外プラグを使用してエンジンブローで泣きを見ないよう車を乗る皆様へ還元ブログです。

概略を簡潔にまとめると

・いつもは純正部品かつディーラーで予防交換していたが、過去にお世話になっていた修理工場で22年8月スパークプラグとイグニッションコイルの交換をするが、血迷ってスパークプラグだけ、社外のHKS エッチケーエス レーシングプラグ (M40HL/8番/4本)に交換した。

・今年、一般道走行中に失火(アクセル踏んでも速度上がらない現象発生)。

・ディーラーへ入庫したところ、2番シリンダー失火とのECU履歴ありで、予防として再度全スパークプラグとイグニッションコイルを純正交換したら、2番シリンダーに装着していたHKSプラグの絶縁体がせり上がっている異常を把握。

・圧縮が2番シリンダーだけ0.6で、他は、1.5もしくは1.55であり(wrx s4エンジンの基準は1.5)、スコープで傷つきシリンダーとしてエンジンブロー発覚し、修理見積は約120万円で部品代だけで、約90万円弱だった。

・プラグ絶縁体の細かい破片がエンジンシリンダーの中で傷をつけた状態。

・HKSへ連絡するも電話繋がらない(電話応対可能時間が特殊ですね)。

・製造元(今は製造元を2択しているようで、必ずしもNGKではない)のNGKへ相談。
販売元のHKSへ連絡がどうしてもつかなければこちらでも対応検討と大人な対応(親切という意味)をされたが、一度プラグの購入先経由で連絡してほしいと言われる。

・購入元経由でHKSへつながるが、部品の検査をしたいなら元払いで部品を送るよう指示を受ける。

・即日、元払いでHKSへ2番シリンダーに装着していたプラグを送付。

・1か月後ぐらい後に返事をすると購入先より連絡あり(直接HKSと連絡できないか聞いたが無視された)。

・1か月と1週間経過してなんの音沙汰もないので督促したら、即回答が届いたが、車両が「レヴォーグ」になっていたり、調査書に記載の「過去の事例などから」同じことが複数発生していることを初めて知り、また報告書の内容が素人の感想文資料で数値的分析内容も記載なく、ただ目視で判断した感想、私の経験上の捉えだが、調査していないといえる調査報告書が届く。
※私見では せかされて、過去の報告書のコピペだと思われる、なぜなら使用車両の記載がエンジン名以外すべて間違い(デタラメ=多分、違う人のデータ)。

・可能性として報告書記載の①~⑥の事例が記載されていたが、例えば①締め付けミスであれば部品に痕跡が残るのでつながりがなく、また打痕や一方向からの衝撃による割れ痕もなし。
保護鉄でおおわれている個所がきれいに円形で分離していることから①~⑥ではなく耐久要件が疑われるが、それに対する科学的分析の記載なし。

・結論としてHKSがいいたいのは、製造責任はなしとなる。

・HKSはイメージ的に好きなメーカーだったこと、80億円程度の会社のため、品質保証部門の担当者もしくは課長レベルが独断で良かれと思って会社優先で手抜き報告書を完成形としているのではと、どなたがこれを決裁したか、伺ったところ、HKSの見解との回答を頂く。

・HKSの会社方針の1番に「1.お客様の立場で行動する」とあるが、往々にして会社方針、行動指針はガバナンスとして機能させている場合と、できていないことを掲げるバターンがあるが多分後者だなとこのとき受け止めることが出来た。

長くなりましたが、ここから本題です。
掲載するHKS見解や、Web上に掲載されていた同じ案件を比較すると下記を私は捉えた。

・同じ事例が多数ある(根拠:HKS見解 & Webでレヴォーグオーナー事例)
・過去のレヴォーグオーナー事例では修理費をHKSは負担している。しかも打痕があり今回事例よりも否定しやすい案件で補償。

・保証しているレヴォーグオーナーの場合、プラグ購入と装着はすべて正規ディーラーで行っており、私は修理屋さん装着から導き出されるのはHKSは正規ディーラーには忖度するが、その他(修理業者など)は弱者排除ではないか。

・有名どころのチューニングショップがHKSのスパークプラグを避けていて、例えばスイフトスポーツでブーストアップでプラグ交換必須の場合、HKSからNGKに切り替えているのは何かがあったと思われるメニュー履歴からも推察。

・製造していないHKSが製造しているNGKやデンソーと同じ価格帯で競争しているのはネームバリューで薄利多売できる部品ではないので、検査工程の緩和などなにがしかコストを下げていると推察。

・最近、製造元のNGKの表示が商品から削除されたのも、NGKで発生しない本件のようなことが多く、NGKのイメージを貶めるから削除したのではと疑ってしまう(仮に品質緩和でNGKからの仕入れ値を下げたりしてたら、NGKとして発生して当然と思っているかもしれない)。

まとめると、プラグは1本2000円弱の安価部材、かつ交換頻度が少ないが、不具合部品を掴むとエンジンブローという廃車一直線の確立が高い。

個人的には任意保険に入らず車を運転するようなものだと思った。

今回の私の車両は吸排気など一切手を入れていないノーマルカーです。
通勤車として購入して、長く乗ること、弄るとしてもタイヤやデフぐらいでした。

たまたま、HKSでも入れてみるかと安易な判断をしたため、このような状況になったが、ノーマルでディーラー検査をしている方はわき見をしない方がよいと思う。

レヴォーグオーナー事例ではディーラー購入装着で50万円以上の補償をしてもらったようだが、わざわざ賭けに出る必要がないと思います。

私も過去に付き合いのあった有名チューニングショップ社長から、HKSは避けると理由は教えてくれなかったが言われたことが未だに後悔とともに心にしこりを残しています。

ともあれ、プラグ交換は個人的にディーラー購入、ディーラ装着というようなせめて補償を忖度される状況にしておかないと、統計学的な確率で不良を掴まされたときに損失リスクが高いので自衛を推奨します。

もちろん、壊れたら別に車両入れ替えるだけという方は問題ないですが、特に通勤車両としているとつらいと思います。

私の場合、家族の含め4車両あるので一時しのいで何とかしましたが。
これにてスバル車両オーナーからは離脱しますが、また機会があれば購入したいですね(AWD楽しかったです)。


Posted at 2023/10/08 15:21:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ

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